2016年02月04日(木)08時51分
前回と写真が同じですみませんm(_ _)m
一番左側だけすでに塗装しちゃってますが、ベイヒバの無塗装の状態です。
独特の臭気が漂う(慣れてくると癖になる匂いです^^;)ベイヒバですが、実は木材に含まれる「油分」が多いそうです。塗装をする数日前に大工さんにハイデッキの塗装の話をしていると、「色が乗らなさそう」と言いました。詳しく聞くと先にも書きました木材に含まれる油分が多いため塗料が浸み込まず、逆に弾くかも、という話。
木材も納品されていざ塗ろうかとしているこの段階でこの情報!!マジですか?他の大工さんなどに聞きましたが答えはやはり同じ。ネットで検索しても答えは同じ。参りました…。さてさて塗装はどうなるのか!
塗装する当日。
木材屋さんでは「ノンロット」の取り扱いがない、ということで現場で塗ることにしましたが、職人さんにお願いする余裕もないので自分で塗ることにしました。しかし、この判断ものちのち、いや塗装を始めて数十分で後悔することに…。
さて、恐る恐るベイヒバにノンロット(塗料)を塗ってみると…。浸み込む様子がありません…。大工さんから塗装ムラを無くすために刷毛で塗料を塗ったら布でふき取ってるよ、と聞いていたので布でふき取ると…。薄っすら色付いた程度…。ヤバいです。
この時点で木材屋さんに確認。水と油みたいに弾いていたら無理だけど、そうじゃなかったら回数を重ねたら色は乗りますよ、との回答。週間予報で数日雨が降る予定になっていたので迷っている暇はありません。イケイケGOGO!です。お客さんから依頼を受けていたらもう少し時間を掛けて検討しますが、どうせ自分ち(自分の家)です。失敗してもしょうがない、と一気に塗ることに。
…
……
………
ほぼほぼ色がついていません…。マジヤバイです。
ここで作戦変更。塗料をふき取ると全く色がのらないので布でふき取るのをやめることにします。専門家ではないので塗りっぱなしだと塗装ムラが出る可能性が高くなりますが、色がある程度つかないと格好がつきません。ここでもイケイケGOGOです。「どうせ自分ち」という言葉を呪文のようにブツブツと唱えながら塗っていきます^^;
明らかに色がついてきました。ヨシヨシ、と思ったのも束の間。
緑っぽい色。いかにも「オリーブ」という感じですが、建築屋さんが塗ったものと明らかに色が違います。
こちらはこげ茶の中にうっすら緑の色が入っているかな?という感じなんですが、ベイヒバに塗ったものは明らかに緑っぽい色。こげ茶の要素がありません(汗)
いや、油分が多くて色がのってないだけだ、回数を重ねればいつか同じ色になる、と信じて3回目の塗装を。
結果は写真で見せるまでもありません。ただ緑っぽい色が若干濃くなっただけ…_| ̄|○
ここで初日に塗装した時に居合わせた土木屋さんの言葉が甦ります。
「色が違うんじゃない?」
ハイデッキを組んでくれる職人さんの言葉が甦ります。
「何回塗ってもこの色(こげ茶)にはならんでしょ」
塗料を間違えたのか…?
工務店の社長から聞いた塗料のメーカーと色が違うのか…?
いや色見本を見せてもらったときに確かに「ノンロット」と書いてあり、「オリーブ」を選んだハズ。
間違いないハズなのになぜ…?
謎は深まるばかりですが、今更どうにもできません。すでに職人さんが柱を立てています。そう、もう戻ることは出来ないのです。そんな時はあの言葉を唱えるのです!
「どうせ自分ち、だから!」と(笑)