2009年08月07日(金)05時54分
今日は自然石の乱形貼りです。
まずは車庫の前から貼り始めです。
今までに何度も書いてきましたが、車を入れるために先にコンクリートを打ちました。
それはコンクリートの強度が出るまでに大よそ1週間近く時間が掛かるためにです。
石貼りもカラネリ(砂とセメントを混ぜたもの・水を入れないもの)の上にノロ(セメントを水で溶いたもの)を掛けて貼っていくのですが、下地コンクリートに十分な強度があればほとんど下がる(沈む)ことをありません。
ただ、タイヤが乗ると完全に固まっていないカラネリが割れたりする可能性は十分にあるので、コンパネを敷いて踏圧を分散させます。
今回は石を貼って2日後から車を乗せましたが、全然問題はありませんでした。
これは目地を入れているところです。
目地とは石と石の間の部分です。
今回は敷地が大きかったこともあり、アプローチの幅を1..2mにしました。
打ち合わせの時に予算の都合で、カラークリート(色つきモルタル舗装)にするか、コンクリートの中にレンガなどをアクセントで入れるか、とか色々悩みましたが最終的には「一度作ったら壊すこともなかなか出来ないし、一生もんだから」というご主人の一言で石貼りになりました。
使用した石も砂岩系で石自体も柔らか味があり、ピンクの色も洋風の概観にマッチして、お客様も私も大満足の工事となりました。
予算の都合で石貼りにするか、コンクリートにするか、お悩みの方はぜひ、予算を工面して頂き、希望している形で施工をして下さい。
家もそうですが、エクステリア・ガーデニングも一度作るとなかなか作り直すことは出来ませんので…、デザイン・施工を行う会社と何度も打ち合わせを重ねて納得出来る工事にして下さい。