2019年07月27日(土)11時44分
高松市K様邸のガーデンリフォーム。
草花や芝生の管理が大好きな奥様から新築時に作ったお庭の樹木が枯れ、芝生も元気が無くなってきたのでリフォームしたいというご依頼。
奥様はスウィートガーデンが年間管理をさせていただいている吉村整形外科醫院さんの芝生がいつもきれいだな~と思っていたそうなんですがブログを通して弊社が管理していることをしり、リフォームをするならスウィートガーデンに!と数年前から思ってくれていたそうです(ありがとうございます^^)。
さて当初は私ではなく弊社スタッフが窓口となりお話を進めており、「枯れた樹木と芝生の張り替え」と聞いていたのですが、提案段階で奥様と話をしていると「お庭に出て楽しめるようにしたい」「ダイニングから眺めて楽しめるお庭に」「ライトアップなんかも素敵」と他にご要望が出てきました。
樹木の植え替え、芝生の張り替えなら梅雨前の6月中旬ぐらいまでに行いたいと思っており、樹木の選定だけなら十分間に合うな、と思っていた5月中旬の最初のご提案日。
ガッツリお庭をリフォームしてライトアップまで含めてご提案、工事、樹木の植え替え、となると「6月中旬まで日にちが無い!」と大慌てでプランを練り、数回の打ち合わせを行い6月中旬の工事着工となりました。そして月末までに樹木と芝生工事を行うことが出来ました。
今年の梅雨は期間が長く、またしっかり雨が降ったので樹木も芝生も順調に根付き、生長をしており、ホッとしております。
では完成したお庭をご紹介させていただきます。奥様お気に入りの門扉を通りお庭の中へどうぞ…
着工前です。
今回リフォームするお庭は芝生と隣地境界側に目隠しを目的とした樹木が5本植えられておりました。当初は元気だった樹木が年々元気が無くなってきて、今年に入り新たに2本の樹木が枯れてきたのでリフォームを決断されたそうです。
こちらのスペースをリフォームしてゴゾゴゾとお庭いじりが出来る空間にしたい、また南側にある樹木が和風なので、こちら側は洋風のイメージにしたい、食事をしながら見る機会が多いので眺めて楽しめるように、ということでした。
お庭いじりが出来るようにという希望と、樹木が枯れた原因(狭いスペースに大きい木を植えすぎ、地盤の問題など)を考えてレンガなどである程度スペースを分けて、また高低差をだして樹木の根が張りやすいように考えました。
また眺めて楽しむ、という事を考えると樹木の背景になる部分が重要になるので、現在の隣地境界のブロックと縦格子のフェンス、お隣の外壁、を隠すような背景となるものをご提案。
そして夜も楽しめるようにとライトアップを計画しました。
花壇のレンガを1段積み、3段積み、5段積み、と変化を持たせて、一番手前の1段積みの部分をK様の好きな草花を植えてもらうスペースにしました。3段積みと5段積みの部分は新しく植えた樹木と低木、下草など基本的には植え替えなどがあまり必要ないスペースになるように植物を選んでいます。
また今まで見えていたアルミの縦格子フェンスやお隣の室外機や外壁を隠すように人工木の目隠しフェンスを背景にしました。
背景がビシッと決まると樹木や草花も緑がより一層きれいに見えます。しかし、背景になるものがないと後ろに見えるもの(今回なら縦格子のフェンスや隣地外壁)と植物が重なり、ゴチャゴチャした見た目になってあまりきれいに見えません。当初は背景となるフェンスは無くても…と言っていた奥様も設置して良かった、と言っていただきました。
もう少し立体的に、アクセントに、とご提案したのが枕木風のアクセントポールとレンガの花台。主役ではないけど空間を作る、アクセントになる大事な存在です。
また冒頭の写真にあるアルミ鋳物の門扉と縦格子のフェンス。
当初はプライベートな空間になるようにと背景と同じ人工木のフェンスに木目調のアルミ門扉でお庭の中が完全に見えないようにしていたのですが、奥様から完全に隠すのではなく道路からも見えるように、「抜け感」を感じられるような素材にしてほしい、というご要望でアイアン風の素材をご提案しました。
ご主人も奥様もアイアン風(アルミ鋳物)、また色が「黒」というのが全く頭の中に無かったそうで、ご提案した時は「うん?黒?似合うのかしら…」と半信半疑のご様子でしたが、パースで説明をし、お二人で話し合った結果、採用していただきました。
格子越しに見えるお庭の風景。
門扉は細かい造形美までこだわって作られたディーズガーデンのアルミ鋳物門扉。
当初は似合うのか不安だった(らしい)鋳物フェンスと門扉ですが、設置してからは格子越しに見えるお庭の風景が奥様の一番お気に入りとなりました。道路からも格子越しにお庭が見えるので、近所の人や散歩している人が足を止めてお庭をご覧になるそうです。
このお気に入りの景色(草花や芝生)を維持できるように「こうしようかしら、ああしようかしら」と悩む奥様。植えてからまだ1ヶ月も経っていないので今は水やりぐらいしかすることが無いのですが、奥様は「色々手を入れたいのに、することが無い!」と早くお庭に出て色々と作業をしたい様子…。梅雨も終わって気温も高くなってきましたので体調を崩さない程度にお庭いじりしてくださいね^^;
今回シンボルツリーに選んだのはハイノキ。
洋風で常緑樹、涼しげな感じで探すと樹木は限られてくるのですが、人気No1はシマトネリコはタイルデッキ前に既に植えられているのと、また生長がはやく、大きくなりすぎるのでハイノキを選びました。元々奥様も植えたかった樹木だったようで、株立ちのハイノキを見て植えてよかった、と言ってもらいました。
そして奥様が植えられた草花たち。次回ご紹介するLEDライト(点灯していなくても器具だけでも絵になります)との組み合わせは素敵な一枚絵のよう。点灯した風景も素敵なので次回の記事を楽しみにしてください。
工事の途中、南の庭も何とかして!というご依頼?があったので砂利と植え込みスペースを区切る石積みを入れさせてもらいました。
砂利と植え込みの境があいまいだったのですが、庵治石で縁取りをすることで境界がはっきりしました。少しの工夫ですが、見た目が大きく変わるのでこちらもお願いしてよかった、と喜んでもらいました。
お庭の紹介はここまでにして、次回はライトアップされた夜の風景をご紹介したいと思います^^
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