お家芸

2018年11月06日（火）03時34分

出ました、阪神タイガースお得意のお家芸。

金本監督が急きょ辞任（実質解任）、矢野新監督の誕生となりました。

ここ最近はこんなこと無かったのですが、1990年代のいわゆる「暗黒時代」によくみた光景、報道です。

今回は特にひどいですね。

金本監督続投を報道し、現コーチ陣にも来季の話をしている最中、球団社長が親会社の意向で一人暗躍して金本監督に辞任を迫った、というもの。

お蔭で新しく数名のコーチを招聘する話はなくなり、コーチはほぼそのまま留任（最下位なのに）、夢も希望もないドラフト、ＦＡ戦線の出遅れ、新外国人の話も全くない、暗黒時代よりもひどいオフシーズンです。

暗黒時代でも新しい監督やドラフトで取った選手、新外国人選手で来シーズンまで夢と希望、「来年こそ優勝やな」と思えるようなものだったのですが、今年はそういうこともない。本当に、本当につまらないオフシーズンです。

お庭を頼もうかな、と思ってこのブログにたどり着いた方はこの先を読んでも何の情報もメリットもないので読まず他の記事を読んでください。ただ阪神に対するグチを書いているだけですので（笑）

監督交代劇はなんとなく予想はしていた（解任を要求する阪神ファンの声に球団が耐え切れないだろうと思っていました）のですが、そのあとのドラフトが痛かった。

2回目の春夏連覇をやってのけた大阪桐蔭の根尾か藤原を指名すると私は予想しており、ドラフト前にロッテが藤原一位指名を公言。対し根尾は3球団＋αの指名が予想されて根尾の1/5よりは藤原1/2の方が当たるから藤原指名しろ、と願っていたところ、まさかの楽天が藤原一位指名。嫌～な予感が的中して1/3になったクジを矢野新監督外す…。

その後の立命館大学の辰巳指名は納得。しかし、外れ一位なのにまさかまさかの4球団競合。そして当然のごとくクジは外れ…

野手補強は諦めて即戦力投手を指名かそれとも未来の大砲を狙って高校生野手の指名か、とドキドキしていたら阪神の指名は『大阪ガス近本光司』と来た。おおどんな選手やと思ってみたら身長170㎝、俊足好打の赤星タイプ…。

いや、阪神さん。あなたたち毎年毎年俊足巧打の赤星タイプの選手指名してますやん…。今年の最後に島田海吏って来季に希望が持てそうな同じタイプの選手が出てきてましたやん…。さらにさらに同じく去年指名した熊谷も今年一軍で少し活躍した植田も、小兵の俊足好打、赤星タイプですやん…。何人おんなじタイプの選手を集めますのん…。

仕事をさぼって（おっと失礼）、家に帰って子供と楽しみに見ていたのに一気に冷めました。今の阪神に必要なんは4番バッターでしょう。それになれる選手でしょう。監督解任劇でおいおい、と思ったところにこの指名。阪神ファンになって35年。こんなにドーンと気持ちが落ちたのは初めてかもしれません。

しかし、数日たって1位近本、3位木浪は即戦力、4位斎藤は雑誌によっては1位指名もありうる逸材、2位小幡は全国的に無名だが根尾小園太田に負けない高校生ショート、5、6位は最近阪神お得意の将来性豊かな得体ピッチャー、と冷静に考えるとなかなか楽しみなドラフト選手たちのよう。

でもなー、やっぱりドラフト1位は将来4番かエースになれる素材を取ってほしいのが正直な気持ちですかね。けっして近本が悪いわけでもなく、来年から一生懸命応援はしますが、1位ねぇ～。本当に赤星と同じような成績を残せれば1位の価値はありますが…。

落ち込む私とは反対に子供たちはどんどん阪神タイガースを好きになっています＾＾；

今までも何度か高知県の安芸キャンプに連れて行ったことはあるのですが、今年は初めて？子供たちのほうから見に行きたいと言われました。という事でいってきました安芸キャンプ。

男前熊谷！（最近長女が北條ファンから熊谷ファンに乗り換えようとしている…ｗ）

今年ゴールデングローブ受賞梅野

今年は代打で活躍原口

去年20ホーマー、今年5ホーマー、来年は復活頼む中谷

若虎期待の4番候補大山

身体能力抜群、ただバットにボールが致命的に当たらない江越（笑）

一昨年の新人王、来季こそ復活を高山

とまあ、阪神ファン以外見ても楽しくもない写真を貼ってしまいました（笑）

来シーズンはどんなシーズンになるのやら。ＦＡと新外国人でオフシーズンをウキウキ過ごしたいですな（去年はロサリオ獲得でウキウキだったな…）。