2014年10月14日(火)08時21分
昨日は台風で、前回(先々週)よりは雨風共に強かったですね。
以前ブログに書いたS様邸、道路より敷地が低くて雨が降るたびに土が流れ困っていたお客様です。
土間コンクリートは先週のうちに打っていたので、今回の台風を利用して排水に問題ないか確認に行ってきました。
台風が接近する昼前に現場に見に行ってきました。
台風前に確認して水が溜まりそうだな、と思っていたところに案の定、水が溜まっていました(汗)
溜まると思ったなら対策練れよ!と突っ込まれそうですが、砂利の高さ(というか深さですかね)から見て側溝に流れると思っていたのですが、周りの土より低くなっているので排水のスピードより雨が降るスピードのほうが速く、水が溜まってしまったようです。
ここは追加が排水パイプを入れて溜まった水を直接雨水桝に流れるようにすることにしました。
分かりにくいと思いますが、側溝より土間コンクリートのほうが高くて、上から流れてきた水が砂利の目地に入ってパイプを経由して側溝に流れる予定だったのですが、土間コンクリートの下に敷いている砕石路盤のほうに水が流れて側溝と土の間から(写真でいうと側溝の上側のほそーい隙間部分)噴水のように水が噴き出ていました。
S様ももちろん気づかれていて、今日の朝に伺ったときに水たまりの件と合わせて相談。
砂利目地の下の部分とコンクリートの側面部分にモルタルを塗って、目地に入った水がコンクリートの下に回らないようにすることで了承を貰いました。
水、というのは少しの隙間でも一旦流れ出すとそこに水道(みずみち)を作り、どんどんと流れます。
自分で水を流してみるのと、台風のように強烈な雨が長いこと降るのでは結果が違うことがあります。
(コンクリートに降った雨は計画通りに縁に並べたレンガに沿って側溝に向かって水が流れていました)
今回は工事中に台風が来て、確認をすることが出来て良かったです。もちろん、台風のような災害が起きる可能性があることは起きないほうが良いのですが…。
昨日の雨で分かったことを含めて対策を練り、しっかりとした排水経路を確立して引き渡しをしたいと思います。
そーいえばS様が「台風の中、見に来てたんですか!」と驚かれていましたが、台風の雨やゲリラ豪雨に問題が無いようにしたい、というのがS様がもっとも気にされていて困っていた内容ですから、そこが解決できているのかどうかを見に行くのは当たり前ですよね。
通常は台風前に現場を飛散養生を含めて確認して、台風後に確認に行きますが、今回は依頼内容が依頼内容だったので。普段は台風の中、現場に行くことはありませんので~。うちのところ見に来てないジャン!と怒らないで下さいね。
(´ー`)。oO(台風の中、出かけるのは危ないですから…)