2014年02月26日(水)12時30分
陸屋根の屋上にジョイント式タイルと人工芝を貼りたいというご依頼を頂きました。
過去に何度かマンションのベランダ部分にジョイント式タイルを工事したことはありますが、屋上は今回が初めてです。
ただご安心下さい。屋上緑化コーディネーターという資格を持っており、屋上緑化(今回は緑化ではないが…)についての知識は持っております。
今回大事なのは「飛散防止」と「防水層の保護」になります。
ジョイント式タイルはLIXIL(INAX)のセライージーで考えています。
昨日、タカショーの営業マンがやってきてこのタイルの話をしていたところ、「うちのジョイント式タイルを使ってくださいよ!」と言ってきましたが「タカショーさんの商品には飛散防止のオプション無いでしょ?」と伝えると言葉を失っておりました(笑)
一部を除き隙間の無い壁が周囲に立ち上がっているので竜巻でも起こらない限りジョイント式タイルが飛散することは考えにくいのですが、その万が一が起きない可能性はゼロではありません。であれば出来る限り、考えれる限りの安全を考えるのは当然のこと。親の会社がタカショーの代理店をしているとは言え、安全対策が万全でない商品をお客様におすすめする訳にはいきません。
ただもう一つの「防水層の保護」。
今回使用されているのは栄住産業という会社の「金属防水スカイプロムナード」という防水材です。今までに聞いたことがない防水材なのでメーカーに問い合わせているのですが、いまだ回答が来ていません。ジョイント式タイルの裏側にはプラスチックの足がついているのですが、これをそのまま敷き詰めて防水層が傷まないか心配しているのです。
人工芝も通常は接着剤で固定することが多いのですが、これも防水層に直接接着して良いものかどうか…。あとあとのメンテナンスを考えると直接接着は避けたほうが良いと思うのですが、その場合の施工方法も考えねば。一応、アルミ材でスノコ状の下地を作ろうとは考えているのですが、費用も含めて検討中です。
さてさて増税前の3月中に終えることが出来るのか…。
LIXILさんと栄住産業さん!早く回答をくださーい!