2011年07月06日(水)08時50分
お庭の樹木の葉っぱが茶色くなったり、食べられたりしていたら注意ですよ!
昨年、工事をさせていただいた高松市のM様からご連絡がありました。
「ジューンベリーの葉っぱが茶色くなって枯れてきてるんですが、どうすればいいですか?」
実際に見てみないと対策をお答えできないので、翌日お伺いしました。
確かに葉っぱが食害されています。
さらによーく見てみると、居ました、犯人が。
こいつはアメリカシロヒトリ。
蛾の幼虫ですね。
ジューンベリーの至るところにモゾモゾモゾモゾと動いて葉っぱを食べてます。
よく見ると、芝生の中や建物の基礎のあたりでもモゾモゾと動いてます。
こいつのお陰でジューンベリーはかわいそうな姿に・・・
幸いにも被害に有っているのはジューンベリーのみで、高さもたいしたことが無いので、その場でスミチオンというホームセンターなどでも売っている殺虫剤を散布しました。
大量に毛虫が発生すると薬剤を散布するしか方法が無いのですが(地道に捕殺することも可能ですが)、出来る限り薬剤は使わないほうが人間にも、樹木にも優しいです。
ですので、出来る限りこまめに様子をみて、卵のうちや小さいうち(小さい間は集団で行動します)に捕殺することをオススメします。
毛虫は年に2~3回発生する可能性があります。
要注意時期は5~6月、8~9月ぐらいになりますので、その頃は注意して観察してくださいね。
あと、こいつを見かけたら要、要、要注意です!!
庭師さんが見たら鳥肌が立つ、近寄りたくない、という「チャドクガ」です。
毛に毒を持ち、刺された後しばらくすると激しいかゆみが走り、痒くて掻き毟ると毛ばりが色々なところに付着してどんどん広がります。
殺虫剤で殺すと地面に落ちますが、死んでも毛には毒があるのでそのままにしておくのは危険です。
ゴム手袋、長靴、長袖など素肌を隠して、チャドクガがいる枝を高枝切バサミなどで切り、そのまま新聞紙にくるんでゴミ袋に捨てるのが安全です。
そうそう、卵や脱皮殻に触っても刺されますので本当に厄介です。
サザンカやツバキによく発生するので、見つけた際は本当に注意して下さいね。
不幸にも刺されてしまった場合は、刺された場所(かゆい場所)にセロハンテープなどを貼り毒針を抜いて、長時間流水で洗い流してください。
くれぐれも触ったり、掻いたりしたらダメですよ!
また、人によってはアレルギー症状を引き起こす場合もありますので、その際はすぐに病院へ行ってください。
アレルギー症状が出なくても、病院に行く事をオススメします。
剪定同様、殺虫・消毒も1本からでも対応しておりますので、お困りの際は一度ご連絡下さい。
殺虫・消毒は4、5千円程度(1本の場合)になります。
お気軽にお問い合わせ下さい。
お問い合わせはコチラから。
↓
株式会社スウィートガーデン
香川県高松市西山崎町716-8
URL http://sweetgarden.biz
info@sweetgarden.biz
TEL 087-885-6145
FAX 087-885-6140
担当 土居周司