Sweet Garden

ドバイワールドカップ2011

2011年03月28日(月)11時15分

競馬のお話しですが、明るいニュースが飛び込んできました!

東北関東大地震以来、明るい話題のニュースがなかなか無かったのですが、昨日のドバイワールドカップで日本馬が歴史的快挙の大勝利!

競馬ファン、だけかもしれませんが、被災された方々を勇気付ける明るいニュースです。
結果を知っていたのに、ユーチューブで動画を見たときには鳥肌が立ちました。

ドバイワールドカップは現在の競馬界では凱旋門賞やブリーダーズカップと並ぶ世界最高峰の競馬レースです。
過去、数々の日本馬が挑戦してきましたが、その世界の壁に阻まれ続けていました。

しかし、この勝利は「諦めなければ夢は叶う」ということを、この未曾有の震災に見舞われた私たち、特に被災者の方々に改めて教えてくれました。

勝利したヴィクトワールピサに騎乗していたミルコ・デムーロ騎手は世界的に有名なジョッキーですが、13年前から短期免許という制度を利用し日本でも騎乗をしていました。
その右腕には喪章をまき、勝利したあとに3回軽くタッチして空を仰いだそうです。
 

「日本のために祈っていた。日本を元気づけたいと思って乗っていたし、日本のために勝ちたいと思っていました。僕は日本を愛しています」

とコメントした彼の目には涙が溢れていました。

彼の騎乗ぶりに、その勝利に、そしてそのコメントに感動をしました。

ヴィクトワールピサを管理する角居調教師は「この大変な時期に競馬をやっていいのか?」と悩んだ時期もあったそうです。
しかし、「馬を走らせることによって、日本に元気を与えたい」と気持ちを切り替えたそうです。

先週までプロ野球の開幕問題がありました。
「野球選手は野球をやって被災者を元気にするんだ」とある球団社長が言っていました。
それはその通りだと思います。
しかし、被災地をホームとする球団があること、電気の供給が不足し計画停電を行っている地域でのナイター開催など、人としての配慮が足りなかった。

幸いにも被災しなかった私たちは、震災前とほとんど変わらない生活を送ることが出来ています。
義援金や物資を送る以外に何が出来るのか?と考えると私たちは普段と変わらない生活を行うことも必要なのではないかと思います。

被災者の方々に配慮をしつつ、普段と変わらない生活、また復興への手助けになれることを行う。
自分たちが出来ることで被災地や被災者の方々に元気を与えましょう。

自分たちが出来ることを行う。
そんなことを改めて教えてくれたドバイワールドカップの勝利でした。

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