Sweet Garden

防草シート

2023年06月22日(木)05時25分

弊社では防草シートはザバーン136を標準仕様にしております。

 

グリーンフィールド ザバーン

 

一昨年ぐらいまでは240を使っていたのですが、普通のお家でここまで強力なシートは不要とかな、と昨年辺りから136を標準仕様に変更しました。

136でも性能は十分で、ホームセンターなどで売られている100~150円/㎡のシートと比べると性能差は歴然としておりますが、一般のお客様にはなかなかその違いを分かってもらえず、見積をした際に他社は500~600円/㎡で防草シートを敷いてくれるのにスウィートガーデンは2倍以上(1,300~1,400円/㎡)もするのは何故か?と聞かれることがあります。

カタログなどを使って説明をするのですが、砂利の下に敷くと見えなくなりますし、違いが出てくるのは早くても数年後なのでご理解いただくのがなかなか難しいところがあります。

 

上記のURL先のメーカーHPに詳しく書かれていますが、大きな違いとしてはザバーンは加水分解(水に反応して分解される)されないのですが、安い防草シートは加水分解されて数年後には砂利下でシートがボロボロになりシート本来の役目を果たさなくなります。またザバーンは240、350に限りますがこの2種類は暴露状態(紫外線を浴びる)でも7~15年以上の耐久性があります。136以下は砂利下での使用を基本としますが、砂利下の耐久性は半永久となります。

 

他にも透水性に優れ水はけが良い、地盤沈下防止効果がある、など長い年月使っていただける防草シートとなっています。

 

 

で、写真のワッシャーですが、これはシートを止める固定ピンを地面に打ち込む時に使うものです。ピンを打ち込んだ際に出来る小さな隙間から雑草が生えることがあるのですが、それを抑制するものです。またピンは点でシートを抑えますがワッシャーは面で押さえるのでシートをよりしっかり固定でき、また車などが砂利の上を通行、またはハンドルを切り替えした時にピンは動かないけどシートは引っ張られてシート自体が砂利の下で破けることがあるのですがそれを防ぐ効果もあります。

 

先日、県外の同業者を訪ねた際、ワッシャーは標準仕様にしている、という話を聞き、弊社でも標準仕様にしようかな、と考えているところです。

(他にもシートとシートの継ぎ目に接続テープを貼るそうです)

 

すでに雑草がボーボーに生えているところなどに施工する際はワッシャーと接続テープをご提案しますが、一度施工したら二度目はほとんどない砂利敷き工事であれば、最初からその辺りもご提案に入れる方が良いような気がしています。

 

ただ、ワッシャーと接続テープを標準仕様にすると㎡当たり200~300円ぐらい金額が上がるので相見積もりされると他社より3倍ぐらい高い!とお叱りを受けそうで怖いですね^^;

 

 

 

 

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