綾歌郡T様邸ガーデンリフォーム

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綾歌郡T様邸ガーデンリフォーム

2017年11月25日（土）04時17分

今回はガーデンリフォーム工事のご紹介です。

数年前からリフォームをしたいと思っていたT様。数社に相談をしてプランをだしてもらったけど、「コレ」という決め手になるのが無かったそうで、モヤモヤしたままお庭を使っていたそうです。

スウィートガーデンに相談に来られた時の大きな内容は、「自転車置場が欲しい」「勝手口のところに屋根が欲しい」「お庭をリフォームしたい」「道路からの視線をカットしたい」ということでした。

どんなプランになったかは続きをご覧ください。

こちらが着工前の様子。

お庭がフェンスで囲まれていて、玄関ポーチ脇に45㎝程度隙間があってそこからお庭への出入りをしている状況。

お庭は目隠しで植えたシマトネリコとオリーブ、芝生になっていて空間としては広いが、道路に面しているので視線が気になることと、植えてから5～6年経つのにシマトネリコが一向に大きくならないのが悩みだそう。

自転車置場をどこに設けるか、というのが今回のリフォームの最大の難題で、コンクリート部分はT様の車と来客用でスペースがなく、お庭の一部を削って自転車置場を作らないといけないのですが、その場所決めにプランする時間の大半を費やした感じです＾＾；

最初の写真を見てわかると思いますが、最終的には玄関ポーチの手前に庭への階段とスロープを作ったのですが、そこにたどり着くまでに数パターンのアイデアをだし、あーだこーだとT様と話し合いを重ねました。

玄関ポーチが広かったおかげで、半分ぐらいをお庭への動線として確保しても、玄関への階段などは1.2ｍ残って十分な広さでした。道路側のブロック積みと既存のフェンスはスロープの幅に合わせて短くカットしています。

実は契約した時、この部分はコンクリートのスロープだったのですが、工事途中でスロープが出来た時にスロープの勾配が急すぎて危ない、とT様からお話があったので、一旦工事をストップして検討することになりました。

プランを提案している段階で、事務所の中で「これぐらいの距離で高さを解消するのでこんな感じのスロープになりますよ」と長い棒を使ってお見せしたり、現地でも既存のブロック積みにこんな感じになります、とお伝えはしていたのですが、いざ出来てみると想像以上の傾斜だったようです。

コンクリートは刷毛引きという表面を荒らした仕上げなので滑ることはないのですが、滑る滑らないではなくて、そもそもの傾斜が急すぎるという話だったので、解決策を見つけるのに少し苦労しました。

最終的にはスロープを取れる距離は決まっていたため、その傾斜はそのままに自転車を押しながら安全に歩けるようにと階段を設けることで話はまとまりました。

T様から話があって検討したスロープですが、確かに距離が短い分、少し怖い感じを私自身も感じていました。それをほぼ毎日使っていくわけですから、やはり安心できる形でないといけなかったな、と反省しなければいけない件でした。イメージの中（現場でチョークラインなどで傾斜を出したものを見たり）では、問題ないスロープと思っていたのですが…。ふーむ、形が無いところに作っていくのはやはり難しいですね。