Sweet Garden

パーゴラ

2016年09月14日(水)08時02分

前回のブログ更新から1ヶ月が経とうとしていました^^;

図面や見積り、現場が重なってくるとまずブログ更新がおろそかになります…、すみません。設計はようやくひと段落しそうな感じがしますが、代わって順々に現場が着工していくので、まだまだ忙しい日々は続きますが、少しずつでも更新していこうと思います。

さて、久々の今回はウリン材で作ったパーゴラをご紹介。

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丹精込めて育ててらっしゃるお庭のスペースにツルバラを絡ませるモノが欲しい&休憩スペースが欲しいという事で、パーゴラをお考えになっておられたS様。木目調のアルミ材で出来た商品と、弊社でお馴染みのハードウッドで作るものとで少し悩まれていましたが、最終的に好みのサイズに作れ、天然の質感がやっぱり良い、という事でハードウッドでパーゴラを作ることになりました。

ハードウッドはセランガンバツ・ウリン・イペと耐久年数が違う木材で提案して、ウリン材をチョイス。メンテナンス(防虫防腐材塗布)なしでも20年以上の耐用年数を誇るウリン材。ツルバラを絡ませて、数年に一回塗装をするのは現実的になかなか難しいので、メンテナンスが必要ないウリンやイペ材はツル物を絡ませるにはピッタリの木材です。

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パーゴラに至る小道や、パーゴラの下に敷く平板などは自分たちで追々作っていくということです。楽しみながらお庭を作っていく、私も時間があるならコツコツとやっていきたいですが、なかなか難しい(T_T)

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ツルバラを絡ませる、ということだったので、最初から誘引用のワイヤーも設置。ただパーゴラを作るだけでなく、そのあとの使い道に合わせてプロとして色々と提案していく、いつも心がけていることです。見た目の良いもの、性能が良いもの、など「よいモノ」を作ればお客様が満足してくれる時代は終わっています。そこから先、お客様のことを本当に考えて提案できるかどうかが満足度につながると思います。

さて、このブログでも何回か紹介していますが、ウリン材の特徴にシロアリに強い、というものがあります。これはブドウなどに含まれるポリフェノールという成分が含まれているからなんですが、このポリフェノールが時としてクレームにつながる場合があります。それがコチラ。

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モルタルを真っ赤に汚しているのがポリフェノールです。主に木材の切り口から染み出てくるのですが、この特性を事前に説明していないと、床を真っ赤に汚して、それを見たお客様がビックリしてクレームになることがあります。というかクレームになることがかなり多いみたいです。スウィートガーデンでは事前に説明をしているのでクレームにつながったことはありませんが、こういうところも気を付けないといけないポイントになりますね。

天然木を使ってウッドデッキやパーゴラ、フェンスなどを作りたいと考えているお客様がいましたら一度ご相談ください。一緒によいお庭を作っていきましょう。

S様邸はヨドガレージの塗装工事も依頼を請けております。金具部分が錆びたり、塗装が全体的に傷んできているので再塗装を行います。来月に行う予定ですので、またご紹介したいと思います(^∇^)ノ

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