高松市Ｎ様邸 リフォーム工事

高松市Ｎ様邸　リフォーム工事

2014年12月04日（木）02時30分

お庭のリフォームをご依頼いただいたＮ様。
そろそろ仕事をリタイアし第2の人生を楽しもうかと思い、どうやって過ごそうかと考えた時に、お家で、庭でゆっくり無理のない範囲で木や草花を楽しみ、そしてずっと憧れていたウッドデッキを作り、そこでゆっくりとお茶でも飲んで…とイメージをされたそうです。

元々、植物が好きで敷地にはいっぱいの樹木が。
管理も大変だし、また子供も大きくなったので駐車スペースも欲しいし、どうしよう…、と悩んでいた時に弊社にご相談にこられました。

天然のウッドデッキが欲しいけどメンテナンスが、と悩んでいたそうですが、ハードウッドの良さとデメリットをご説明して、その程度ならば、とハードウッドの中でも最高級のイペ材でデッキを作ることにしました。

ゆっくり過ごせるお庭を手に入れたＮ様。
ガーデンライフをどうぞ楽しんでください！

リビングからお庭を見たところです。

樹木の向こうは駐車場になっているのですが、ちょうど入り口の開口部分がリビングの掃出し窓の正面になっており、ソファーでくつろいでいる（写真の向きに座ります）と、道路を歩いている人と視線があってしまい、カーテンを開けられない状況でした。

今回デッキを作るということだったので当初Ｎ様の予定にはなかったフェンスを作り、目隠しをすることをお勧めしました。
現地で高さを見てもらい、今回はデッキ床面から1.2ｍのフェンスに。

掃出し窓の前にあったシマトネリコが目隠しの役割を果たしていましたが、足元のツゲやコニファーなどと重なりごちゃごちゃ、とした印象だった風景がデッキとフェンスを作ることをスッキリとした印象に。デッキを作ることにより部屋が広くなった印象も受けますね。
フェンスの向こう側には新しく植えなおしたシマトネリコが向かいの建物をやんわりと隠し、またフォーカルポイントとして。

フェンスを作ったことでＮ様からは「カーテンを開けっぱなしでも人の目が気にならない落ち着いた空間になって大満足」と言っていただきました。

外側から見るとこんな感じです。

低木類のツゲは残すことも可能でしたが、管理を少なくするのと、アプローチの幅を狭めていたこともあり撤去。
Ｎ様のお母様が足を悪くされて歩くのに介助が必要なのに、アプローチが狭いために非常に歩きにくかったそうです。

ツゲをのけて砂利敷きにしたことにより通路の幅が2倍になり、介助しながらでも大変歩きやすくなった、とこちらも大満足。

せっかくリフォームするのですから、工事前より見た目も使い勝手もすべて良くしないと工事する意味がありません。
リフォームは実際に工事しないと見えない部分も出てくるので新築工事より大変なんですが、ひとつずつお客様の悩みを解決していくことでお客様にすごく喜んでいただけるので非常にやりがいのある工事です。

駐車場のカーポートもリフォーム。

20数年前に作られた縦2台用のカーポート。
今回も同じように2台用で、とご依頼があったのですが、敷地の形状と入り口の開口幅などを考えると、2台用の屋根があるに越したことは無いが、なくても支障がなさそうな感じ。
芝庭だったところをコンクリートの駐車場に変えるリフォームもするので、無理にカーポートの下に置かなくても良いんじゃないですか？とアドバイスをしたところ、「それもそうか、でもバイクが雨ざらしに…」とのことだったので、1台用の奥行きに1.4ｍ程度延長できるタイプのカーポートをご提案。価格も安くなり要望も叶えられる、とご納得いただきました。

芝庭の管理も大変だし、車の台数も増えたから、ということで新しく車庫土間コンクリートを。
奥に見える人工木（ディーズガーデン・アルファユニットフェンス）のフェンスがプラベートとパブリックゾーンを分ける役割を持ち、さらに雑然とした雰囲気だった景観も良く魅せる役割も持たせてます。