2010年08月10日(火)10時34分
今回はキューガーデンズの残りを一気にご紹介します!
お昼ごはんも食べ、多少元気を取り戻しました。
レストランの周りにはキレイな花壇がありました。
施設の周り以外は「森」って感じのキューガーデンズ。
実はここまで物足りなさを感じてました。
もちろん、世界の植物や自然樹形の木々を見るものも勉強になるのですが、私の目的とは少し違っていたので物足りなく感じていたのかもしれません。
こういう花壇を見て、配色や高さのバランスなどを見るのは本当に勉強になりました。
さて、レストランからすぐ近くにある、冒頭に写真を載せました“Kew Palace”
ここはキング・ジョージⅢ世の離宮だったそうです。
王家には親しみのある城だそうで、今でも晩餐会が行なわれることがあるそうです。
城の中には、直筆の手紙だったり、使っていた時計やベッドなどが。
それにしてもベッド小っさ!
こういうのが見たかったんだよ~、と思って急いで5£払って入館した“Kew Palace”を飛び出し、ガーデンの中に入ってみると、そこは今まで本や話しで見たり聞いたりしたガーデンでした。
シンメトリーで作られた花壇の中を進み、噴水のところで左右を見てみると…
右側には女性の像があり、反対側には、
何かわからないが、アーチが連続している様子。
う~ん、先が気になる。
ワクワクしながら行ってみると、ジャスミンを絡めたアーチでした。
“The White Jasmine”
残念ながら花はほとんど咲いていませんでしたが、アーチの中を歩いていくと、その先にはまた別のガーデンがありました。
そこで、こんなものを見ました。
カモミールベンチ?
シシングハースト城にあるのは知っているが、ここにもあるのか?
ま、記念に座っておきました。
やはり、湿度が低い英国ではジメジメしておらず、良い香りがしました。
“Clematis viticella” Flore Pleno
壁面を本当に上手に使い、ツル性の植物で楽しませてくれたのも、英国の大きな特徴でしょうか。
色々な壁面緑化を見るたびに、これを上手く取り入れた植栽計画を考えたいなぁ、と良く思ったものですが、ボーダー花壇にしろ、壁面緑化にしろ、とにかくやってみないことには始まりませんからね。
植生を考えた上で、これからのプラン提案のなかに入れていってみたいと思います。
さて、前回と今回は駆け足でご紹介してしまい、申し訳ありませんでした。
次回はキューガーデンズで感じたことをまとめたいと思います。