Sweet Garden

ガーデンインスティテュート 7/8

2009年07月14日(火)11時03分

フラワーベッド&ボーダーガーデン

今回の講座では「フラワーベッド&ボーダーガーデン」について学びました。

どちらにも共通することですが、使う草花の植生やマチュアーサイズ(成熟・成長した時の大きさ)を考えてから提案・施工を行うということ。

「植生」…施工を行う場所の気候や風土など、その場所で草花が育つのかどうか、といった事を考える。せっかく植えたのに冬の寒さで枯れた、日陰のために花が咲かない・元気がない、などその場所に適した草花を選ぶ必要があります。

「マチュアーサイズ」…成長したあとの大きさを考えておかないと、手前の草花が大きくなり、奥に植えた草花が隠れて見えなくなってしまった、道路際にこんもりと大きくなる草花を植えてしまい、通行人の邪魔になってしまった、など大きさや形を考えて配置をしないと後々困ることになります。

これは「フラワーベッド&ボーダーガーデン」に限らず全てのことに共通するので我々提案する立場としては常に頭に入れておかないといけません。

次に土について。

土はフラットではなく、真ん中、もしくは壁際を多少土を盛り上げると良いです。
これは通気を良くするのと、客土した土が水をあげた時に目減りする分を見越していたり、土に高低差をつけることにより大きくなる植栽をより大きく見せる効果があります。

技術的なことは以上ですが、いつも講習で先生が口をすっぱくして言うことがあります。

それは「お客様のことを第一に考える」ということ。

話や例えの内容は毎回変わるのですが、基本は「お客様のことを第一に考える」ということです。
お客様により良い生活、過ごし方、心の満足感を得てもらうためには、提案する我々が表面的な知識や技術だけでなく、目に見えない部分(土の中やコンクリートの中、塗り壁の内側など)をしっかり作りる必要があるということ。
自分の知識や技術に過信して努力を怠らないこと。
予算に合わせて手抜き設計などをしないこと。
お金のことを考えて(粗利益)提案・行動をしないこと。
などなど。

「すべてはお客様のために」

これを考え・行動の基本とすることを口酸っぱく話をしてくれます。
1年以上先生とお付き合いをしてきましたが、先生はこの基本部分が全くぶれない!
私も心にいつもこの思いを持って行動していこうと思います。

また次回のセミナーについても報告していきたいと思います。

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