2009年06月09日(火)06時11分
今日は多度津町にあるT造船敷地内の散水工事をご紹介。
初めて造船工場に入りましたが、すごいですね~。
そこら中に舟の原型となら型材?が置かれていてバチバチ、ブシューとか色んな工事の音が聞こえてきます。
さて、そんな工場のあるところに低木と芝生が植わっているスペースがあります。
なぜこんなスペースがあるかと言うと、大きな工場では敷地面積の20%を緑地面積とするように、と工場立地法によって定められています。
T造船工場の敷地面積は分かりませんが、20%を緑地面積にしたらそれはすごい面積になるのは想像できます。
それをホースで水遣りをすると思うと・・・「ゾッ」としませんか?
多分、一人では一日掛けても終わらないでしょうね。
どうですか?
終わりが見えませんね(笑)
直線距離にして約160mほどあります。
植栽帯の幅が約1m。
しっかりと地中まで水をあげようと思うとここだけでも2~3時間ぐらいは掛かるのではないでしょうか?
そんな時に強い味方になってくれるのが「(自動)散水システム」です!(今回は自動では無いので括弧が付いてます…)
スウィートガーデンでは株式会社グローベンの自動散水システムを使い数々の施工をしてきました。
コントローラーを使い、自動で散水するシステムを組んだり、今回のように手動で蛇口の開け閉めをするシステムを組んだり。
手動だと蛇口の閉め忘れがあったりすると水が出しっ放しになってしまうので、スウィートガーデンとしては自動散水システムをおススメしています。
特に香川県では(今年も既にやばそうですが)毎年渇水になり、植物が水を欲しがっていても、真夏に水遣りをするのはチョット気が引けますよね。
でも自動散水システムならそんな心配はありません。
自動ですから朝早くとか、夜遅くに水遣りをすることができ、また手で水をあげるより、効率的で無駄なく散水することができます。
ちょっと宣伝しすぎました(笑)
T造船場の散水工事を紹介します。
今回は工場ということもあって何やらあまり見かけない物体が…。
左側の青い部分から水が出るようです。
ここにホースをつなげます。
散水システムの始まりはこんな感じです。
オレンジのホースを先ほどの青いところにカチッとワンタッチで着脱できるようにしています。
今回使ったのはドリップ式と言われる方法で、黒いチューブに50cmピッチで水が出る穴が開いています。
ちょっと分かりづらいですが、アップにすると
このようになっています。
この穴(チューブの裏表に開いてます)1箇所で水圧にもよりますが、概ね1時間に2.5リットルの水を散水してくれます。
今回は手動ですので、時間を見計らって開け閉めをしてもらいますが、自動コントローラーを使うと散水時間、散水回数、散水する曜日、など事細かに設定でき、季節や植えている種類によって細かい対応ができます。
自動コントローラーについては後日また別の現場で詳しく紹介します。
160mを2ラインドリップチューブを配管しました。
途中出入り口があったので
部材を上手く使い、出入りに支障の無いようにしました。
景観上、黒いチューブが見えるのが嫌な方は地中に埋めることもできますし、ポップアップ式のスプリンクラー(散水時のみ地上にパイプが出てくる)もありますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
次回は自動コントローラーについて紹介します。
株式会社スウィートガーデン
香川県高松市西山崎町716-8
TEL 087-885-6145
FAX 087-870-4355
担当 土居