Sweet Garden

T様邸ガーデン工事Ⅱ

2009年04月23日(木)08時55分

今日ご報告するのはT様邸ガーデン工事の下地作りです。

下地は工事が完成してしまうと、タイルや石、塗装などの表面の仕上げにより見ることが出来なくなってしまいます。
見えないから手を抜く、のではなく、見えないからこそしっかりした下地・基礎を作りたいと思います。

相見積を取って、「同じ工事内容なのになんで金額が違うのだろう?」って思ったことありませんか?
安く金額を出すところの中には、目に見えない下地・基礎部分で手を抜いて、安い金額を出すところもあるようです。
金額だけではなく、「何故安いのか?高いのか?」の理由を見極めてから会社を選ばれると良いと思います。

おっと、話がそれました。
まずはアプローチの下地部分です。
take7.jpg
アプローチは車は乗らず、人しか歩かないので、歩行者用の下地を作ります。
砕石7cm・コンクリート7cm・自然石下地3cm・自然石2cmになるので、仕上がりから19cm分の土を掘って捨てます。
アプローチの面積が約6㎡あるので、土は6㎡×19cm=1.14㎥出ます。
ただ土は普段人が歩いたりして締め固まっているので、土を掘り返すと空気が入り、量が増えます。
大体1.2倍に量が増えるので、1.14㎥×1.2倍=1.368㎥ 約1.4㎥になります。
約1.4㎥ってどれぐらいか想像出来ますか?
普段よく見かける2tダンプに積める土の量が1.5㎥なんです。
小さく見える面積なのに、2tダンプ一台分もの土が出てしまうんです。驚きですよね。

take9.jpg
こちらは玄関からアプローチに降りてくる階段の下地です。
アプローチ側はRをつけます。こちら側はブロックを積み、写真奥側は機能門柱(黒いポール・ポストやインターフォンが一本の柱にまとまっている商材)があるためブロックが積めないので、コンパネで枠を作ります。
写真に見える格子状のものはワイヤーメッシュと言われる鉄で出来た商材で、コンクリートのひび割れ防止のために使う商材です。

take11.jpg
こちらはリビングの掃き出し窓の前に作る階段下地です。
こっちもブロックで下地を作ります。
ここに座って、砂場で遊ぶ子供を眺める・・・良いですねぇ~。
想像しただけでも幸せな気分になれますね。

take10.jpg
こちらは立水栓を兼ね備えたデザインウォールの下地です。
よくブロックの基礎コンクリートを先に打って、鉄筋を差す業者がいますのでお気をつけて。
縦筋(縦方向の鉄筋)はLに曲げ、横筋と結束します。
グレーの配管は立水栓の給水管と排水管になります。

下地工事・基礎工事は工事しているところを見ないと、あとからでは絶対に分かりません。
スウィートガーデンでは、ブログを通して工事の状況を報告していこうと考えております(もちろん、施主様にブログ掲載の了解を頂いてからになります)。
全てをフォロー(写真の掲載・状況報告)することは難しいですが、少しでも施主様に納得して頂ける工事にしたいと思います。

これからガーデン工事・エクステリア工事を考えている人にも参考になると思いますので、出来るだけ詳しくお伝えしていきます。

株式会社スウィートガーデン
香川県高松市西山崎町716-8
TEL 087-885-6145
FAX 087-870-4355
担当 土居

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