2018年03月05日(月)08時17分
先日の強風、すごかったですね。爆弾低気圧が原因で全国的に強風が吹き荒れたそうです。
さて、今回の強風でポストの裏蓋が壊れた、という連絡が2件ありました。
そのうちの1件のお家は今までに2回、同じく強風が原因で裏蓋が壊れて直したことがあります。ただ、その時は裏蓋がきちっと閉まっていなかったのが原因なんですが、今回は明日強風が吹くから、と思って施主様が夕方に裏蓋が閉まっているかどうか確認をしていたそうです。
裏蓋がちゃんと閉まっていても強風で壊れるのかどうかですが、ポストの種類によりますが、可能性としてはあります。
今回壊れたポストの裏蓋の形状をみると、アクリル板で上部2ヵ所ビス止め、下側は磁石で固定というものです。アクリル板とポスト本体の隙間ですが、両側面は雨水の進入をふせぐためにスポンジが貼られているのですが、下側には貼られていません。
磁石のところはピタっと隙間なしですが、それ以外は数ミリですが隙間がありました。
どうやらこの隙間から風が吹き込み、磁石でくっついている蓋を剥がして?上に吹き上げてビス部分が壊れる、という感じのようです。
適当な写真がなくて申し訳ありませんが、写真のように裏蓋にダイヤル錠や鍵がついているタイプだと強風で壊れることはないのですが、磁石で固定するタイプは強風で壊れる可能性があります。
取引している商社の営業マンに聞いたら、その人の担当だけで弊社以外に4~5件裏蓋が壊れたと問い合わせがあったそうです。
風が下から吹き上げる、という周辺の環境や条件によるのでしょうが、このタイプの裏蓋は強風で壊れる可能性があることをこれから提案段階でアナウンスする必要がありそうです。
メーカーに対して問いかけをしていますが、下からの吹き上げを防げる対策を考えてほしいものです(側面同様スポンジを貼るだけでもかなり違うと思うのですが…)。