2009年06月04日(木)06時39分
先日お知らせした「第3回Aru’te芸術祭&第5回モーターバッシュ」が5/31にサンポート高松にて開催されました。
お天気にも恵まれ、昨年を上回る大盛況でした。
Aru’te芸術祭についてはこちらのあしたさぬき.jpさんでAru’te実行委員のビットコミュニケーションズのかわさんがライブでブログを書いていてくれてたのでこちらをご覧になって下さい。
私は松原秀範さん(今回のモニュメントを考えたエライ建築家です)と一緒に竹モニュメント製作にふか~く携わったのでそちらの報告を。
今回のモニュメントは「香川の竹取物語」をテーマに、燻煙した真っ黒い竹を、夜の瀬戸の波をイメージし、そこに降り注ぐ月の雫を、真っ白い胡蝶蘭にてイメージしました。
燻煙した竹は塩江の竹をAru’te実行委員が自らの手で切り、それを燻煙炉で48h、30分毎に温度管理をするという過酷な耐久レースを行って作った竹なんです。
その竹に胡蝶蘭を生けるのがこちら↓FontaineのI先生です。
何とI先生、竹に花を生けて欲しい、と依頼があった時に出した要求が、
「胡蝶蘭を200本使いたい!」
という要求。
それから実行委員が蘭の生産者にお願いをして、またI先生なら、ということで集まった胡蝶蘭が何と!
460本!!
凄すぎです。
I先生もAru’teも、凄すぎです。
さて、そんな事もありつつ5/30を迎え、いよいよ現地でモニュメント作りが始まりました。
竹は200本用意しました。
これは骨格となる部分の製作途中。
この人は実行委員ではなく植木センター広瀬さんの職人さん。
今回のモニュメントは直径3m、高さ6mという巨大モニュメントのため、竹同士をしっかりと縄で結ぶ必要があるために応援にきてくれました。
大分組みあがってきました。
ここに至るまでに現場であーでもない、こーでもないとやり取りを行いつつきました。
モニュメントも大方組みあがり、いよいよ蘭の取り付けです。
I先生の過酷な要求にも
職人さんはこんな体勢になりつつも頑張って蘭を取り付けてくれました!感謝です!!
I先生の生徒さんや実行委員、職人さんの協力により、ついにモニュメントが完成しました!
すばらしい出来映えです。
下から覗くとこんな感じ
また違った雰囲気ですよね。
すごく幻想的で、また真っ黒い竹に真っ白い蘭がよく映えること。
みんなの力で出来たモニュメント、さいこーです!
ちなみに、モニュメントの模型と並べて撮ると・・・
どうですか!
ほぼ設計通りです。
私とI先生はこの日の作業で疲れ果て、芸術祭当日はこの展示場でボーっと過ごしたのでした(笑)
来年もまたパワーアップして芸術祭を行いたいと思います。
Aru’teは「香川を元気にしたい!」「香川を愛している!」の思いで活動しています。
その思いがある方でしたらどなたでも参加可能です!
興味のある方はこちらに連絡してください。
プリンセスルームまで
実行委員の皆様、協賛してくれた皆様、そして来場いただいた皆様、本当にありがとうございます。
一緒に香川を元気にしましょう!
I LOVE 香川!