高松市N様邸

2017年02月13日（月）10時28分

ブログ更新をしっかりしよう、と思っていたのにちょっと忙しくなるとブログ書くのを後回しにしてしてまい、あっという間にさぼってから1週間が経ちそうです＾＾；

さて高松市のN様邸です。

周辺の道路が狭いため、敷地内に車をしっかり止めれるようにと、前面部分は構造物を設けずにスッキリとした感じです。大雨の時に床下浸水をする可能性がある地域のため、建物の基礎が通常より高くなっております。リビングの窓前の景観と明るさを確保するためにカーポートはH28柱を使っているのであまり見かけない高さになっています。

家を建ててくれた大工さんが個人の人だったようで、今まで経験したことないような納まり、仕上げに遭遇しましたが（汗）、エクステリアはバッチリ仕上がり、N様にとても喜んでいただきました＾＾

お客様の車が写っているのであまり工事前の写真を載せられませんが、こちらのスロープ、大工さんが作ってくれたそうなんですが、N様に作ることの相談が無かったそうです…。

仕上げもタイルを貼るつもりだったのか、表面は仕上がっておりません＾＾；

大工さんも悪気があってしたわけではないと思うのですが、やはり施主様に相談なしに工事をするのはいかがなものかと…。特にコンクリートなどは作ってしまうと簡単に壊せませんからね…。

スロープは壊しましたが、玄関前のコンクリートなど再利用できるものは利用し（コンクリートの厚みや、仕様がどんなのか分からないのでかなり不安ですが…）、玄関への階段も正面とカーポートの下に行くのに雨にぬれずに行けるよう、また将来足腰が弱った時用に蹴上を抑えた階段を東側に作りました（正面の階段の蹴上は19cm、東側は10cm）。

2Fバルコニーの下にカーポートの屋根が少し重なっているため、東側の階段を下りていけば雨にあたらずに車まで行けるようになっています。

今は葉が落ちて寂しい感じですが、階段の脇の花壇にはハナミズキと化粧立水栓があります。工事中に女の子が誕生されて赤い花が咲くハナミズキは誕生記念にピッタリとなりました。

門塀の脇にはシマトネリコと冬に葉っぱが真っ赤になるオタフクナンテンが。オタフクナンテンは常緑なので葉が落ちることはありません。冬以外は緑色の葉っぱなのでおもしろいですね。

コの字型の中庭は人口のウッドデッキを。
ビックリするぐらい野良猫が多くて、デッキの下には急遽フェンスを張って進入防止策を作りました。

北側は月極めの駐車場があり、距離も近いためなかなか窓を開けれない場所だったのですが、テラスにすりガラス前面スクリーンをつけて外部からの視線が気にならないようにしました。テラスを付けたお部屋が和室で普段はあまり使わないということで、ちょっとした洗濯物を干せるように竿掛けもつけました。

建物基礎の左官仕上げがしていなかったり、1F勝手口の扉に外部から開け閉めできる鍵がついていないのに、2Fバルコニーに出る扉に外部から開け閉めできる鍵がついていたり（上と下でつける扉を間違えてるとしか…）、水切りのビニー…

もうやめときます（笑）

上にも書きましたが、大工さんも良かれと思ってしたこともあるでしょうし、色々な行き違いがあって、結果良い方向に進まなかったのだと思います。でも大きなお金を払って建てる家やお庭です。良い結果にならなかった場合、最終的に苦しんだり悲しむのはそこにずっと住むお客様です。

私たち施工業者にとっては年間に行う数件、数十件のうちの一つかもしれませんが、お客様にとってはたった一つのお家やお庭です。このような結果には絶対ならないようにしなくてはなりません。

春になれば今は葉を落としている樹木も芽吹き、また違った表情を見せてくれると思います。その頃にまた写真を撮りたいと思います。N様、工事をご依頼していただきありがとうございます！これからもよろしくお願い致します。