芝生の水やり、頻度、回数　VOL.2

2016年07月22日（金）09時05分

前回の記事から少し時間が空いてしまいました。すみません。

さて水やりのタイミングを見極める簡単なポイントですが、こちらの写真を見てください。

前回も書きましたが、右下の赤丸辺りの芝生が水切れ状態になっています。
アップの写真がこちら。

うっすら芝生が黄緑色、周辺に比べると白っぽくなっているのが分かるでしょうか？

もうちょっとアップ。

周囲と比べると違いが分かると思います。
こんな芝生を見かけたら水やりを行う（ギリギリの）タイミングです。このタイミングでタップリと水をあげると芝生は枯れることなく、数日で復活します。

タップリの水やりとは…少なくても10秒～15秒ぐらいは水を掛けてください。足で踏んでビチャビチャと水が浮くぐらいを目安に。

もう少し分かりやすい写真がありますので、それは続きをクリックしてください。

さて先ほどの水切れを起こしかけている芝生を近くで写真を撮るとこんな感じです。

周辺のまだ水切れを起こしていない芝生がこちら。

上の写真の芝生は葉が細く、よーく見ると葉っぱが内側にくるっと巻いています。また色も黄緑色で元気な芝生の濃い緑と比べるとその違いは一目瞭然。

元気な芝生は色もよく、葉っぱも丸まることなく元気な様子が分かると思います。

上でも書きましたが、水やりをするタイミングとしてはかなりギリギリ、このタイミングを逃すと芝生はかなりのダメージをうけ、そのままにしておくと確実に枯れてしまいます。なので、絶対にこの時に水やりを行ってくださいね。

5月頭に芝生を張り、2～3週間で根が付き（この間は2日に1回タップリ）、その後は自然の雨との兼ね合いで1週間に2～3回ぐらい水やりをしていましたが、梅雨に入り、これでもか！というぐらい毎日雨が降るので、2週間ぐらいはまったく水やりをしていませんでした。

毎日降っていた雨が上がり、気温も上昇して暑い日が1週間ぐらい続いていたのですが、その間も水やりをせずに放置してたら写真のように水切れした芝生が何か所か見られました。これはヤバイぞ、と思って水をタップリあげると…

4日後の写真

上が水切れを起こしていた箇所、下は相変わらず元気な箇所の芝生。
丸まって細くなっていた葉が広がり、斑点のようなものが見えますが、復活してきているのは分かると思います。

この後しばらくは注意しながら水をあげていると芝生は元通りになります。

とまあ、芝生が水切れを起こすと色が悪くなり、葉が丸まり、細くなるのが分かっていただけたと思います。

じゃあこれを目安に葉が丸まったら水やりをするか、と思うかもしれませんが、水切れが毎回毎回続くとやはり芝生も少しずつですがダメージを蓄積していくと思います。

なので、今回の場合なら、大雨のあと1週間すると水切れを起こす箇所が出てくるので、夏の暑い時期、雨上がり（大雨）晴れの日が続くようなら4日目ぐらいに水やりをすれば良い、ということを覚えておいてまた様子をみてください。

同様に夏で雨が降らない（降っても小雨や短時間の雨）日が続く場合も1回の水やりでタップリあげれば、何日芝生が持つか、というのを知れば、水やりをするタイミングが分かってくると思います。

夏は毎日、朝夕一回ずつ、なんてとても大変でそんな時間はなかなか作れないと思います。でも水切れを起こすタイミング、日数をある程度把握できていれば、数日水やりをさぼっても大丈夫だし、自分の予定で水やりをすることもできると思います。

水やり、が芝生をお庭に張るのにネックになっている人が多いと思うので、こういうポイントをしっておけばそれほど水やりは「それほど」、「思っているよりも」大変でないことが分かってもらえると思います。

まずは「水やり」の疑問が少し解けたと思うので、ご興味があればぜひスウィートガーデンにお問い合わせを！

ポイント教えてもらったけど「水やり」はしたくないよ！というお客様には「自動散水」というスプリンクラーなどを使った手間いらずの水やり方法を提案、工事することもできます（手間は要らないがお金は要ります…笑）

「水やりは自動散水でいいけど、芝刈りはしたくないよ」というお客様には「年間管理」という一切合切（いっさいがっさい）をスウィートガーデンにお任せすることもできます！そう、当然管理費のお金はかかりますが！（笑）

次回は「芝刈り」についてでも書きましょうかね。
お楽しみに～

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