乱形石張り

2014年12月14日（日）11時12分

高松市のA様邸で石張り工事中です。

石を張ってくれているKさん。
なぜか年末になると弊社の自然石を張ることに。ただいま3年連続で年末石張り中です（笑）
それにしても土曜日日曜日と風が強くてとても寒～～い。

先日、弊社の石やレンガをよく工事してくれる職人さんが自宅で脚立から落ちてしまい、腰の骨を折るという大事故に合われました。全治3ヶ月ということで一刻も早い回復を祈っているのですが、60歳代ということもあり、完治しても重たい石やレンガを持つ仕事が出来るのかどうか分かりません。なにわともあれ、まずは完治することが第一ですが。

ということで？Kさんにはこの現場の石張りが終わるとH様邸の300*600角の平板とピンコロ、K様のレンガ積と小道の工事をお願いしなければなりません。頼みますよ～、2現場とも職人さん待ちで現場が止まってますよ～。

って焦らしても駄目ですよね。安全第一に、そしてスピーディーに！よろしくです、Kさん！

さて、写真をもう1枚。黄色のラインにご注目。

下地のコンクリートに黄色いスプレーで乱形石のラインを書いてます。

この曲線なんですが、職人さんに図面通りに仕上げてね、とお願いしてもなかなかイメージ通りのものに仕上がりません。曲線の膨らんだところ、へっこんだところの寸法を図面に書いててもダメです。どーしてもうまくいかない。お任せで私のイメージ通りになった例がないんです。

そりゃそうですよね。超能力者でもあるまいし、私のイメージが職人さんに伝わるわけがないし、どこまでこだわるかで出来栄えは大きく変わります（曲線のラインについてですよ）。

なので、写真のように曲線については必ず現場にラインを書くようにしています。
で、自分も図面通りに何か所か寸法を押さえてスプレーで曲線を書くのですが、これが図面で見るのと現場で見るのとでは全然違うんです。なんて言うんでしょう、イメージと違うんです。

ということは職人さんが一生懸命図面通りにラインを描いても私のイメージと違う、ってことです。先ほど、職人さんに任せてもうまくいかない、と書いてごめんなさいm(_ _)m

で、写真のように一度書いては直し、書いては直しをしながら曲線のラインを決めます。

奥のほうの石は曲線になっていませんが、これは後からラインに合わせてカットします。
職人のKさん、ライン上に石を張ると赤鉛筆でスプレーのラインを石に写してくれてます。丁寧な仕事、ありがとうございます！

さあ、ラスト2週間！がんばりましょー！
ん、あと2しゅうかん…お・わ・る・の・か…

が、がんばろー