2014年10月25日(土)02時27分
昨年の年末に工事をさせていただきたN様邸。
門周りとアプローチ+車庫1台分の工事をさせてもらったのですが、残りの部分も、と今年の夏ごろにご相談に来られました。前回のデザインを生かしつつプランをして2期工事のご依頼を頂きました。
1期工事で作った門周り。
奥様が飾っているハボタンがきれいですね♪
着工前の写真があまり無くて少し分かりにくいですが、新築と同時にカーポートと土間コンクリートは工事したけど、他の部分が手つかず…。高低差もあるしどうしたらいいのかわからない、と悩んでいたところに弊社の展示場が出来たと知ってご来店いただきました。
カーポートの前部分も砂利敷きではなくて何とかしたい、と思っていたようですが、予算などの関係もあってプランは必要ないとの事でした。手前に大きな浄化槽のコンクリートがあり、1期工事はこの幅まででプラン。
タイルを使ったモダンテイストなデザインは近くに住む娘さんに大好評!
傾斜が少しきついのですが、ノンスリップのタイルなので足が滑ることもありません。
1期工事から半年近くがたち、ある土曜日にひょっこりとN様ご夫婦がご来店。
前回の工事で丁寧に仕事をしてくれて、また対応や人柄がよく…と自分で書くには恥ずかしいぐらいのお褒めの言葉をいただき(ありがとうございます!)、ぜひ残りの砂利部分もお願いしたい、との事でした。
よくお客様に「プランするときは全体を含めてしたほうが良いですよ」と言ってるくせに、N様邸では忙しさとN様の今回はプランしなくていいという言葉にホイホイと乗っかり、残りの部分を計画してませんでした_| ̄|○スイマセン
でも前回のイメージを残しつつプランをして1回でOKを頂きました。
どうですか。
2回に分けてプラン、工事をしたとは思えないほどの統一感!
え、同じタイル使って似たようなデザインだから当たり前だって?
・・・
・・・・・
・・・・・・・(´-ω-`;)ゞポリポリ
前面部分は1期工事で使った化粧砂利の洗い出しにしようと思ったのですが、浄化槽の幅に合わせるとかなり広い面積になってしまい、かなり予算を使うことになります(デザインの件は無視か~(o゚Д゚)=◯)`3゜)∵ )
そこでコンクリートの中に入っている砂利を洗い出す工法にて予算削減(15万円ぐらい減額)に成功したのですが、コンクリートの中に入っている砂利は生コン会社さんによってマチマチ。
ってことでタイルの下地コンクリートを打つ時に職人さんに無理言って2社から取ってもらって洗い出してみることに。
(事前に確認して土器川のグレー系の砕石を使っているところと庵治石を使っているところをチョイス)
実はタイルをホワイトとグレーの2色でデザインしているので、洗い出しも色違いにしようと考えていたんです。
石がきれいでいつも使っている土器川砕石の洗い出しの色は知っていてグレー系。庵治石は白っぽいと聞いていたのでタイルのように互い違いにしたらキレイかな~と思っていたんです。
う~~~ん、微妙!(笑)
庵治石の中にサビ色の石が入っていて予想外。
それにサビ以外の石の色も土器川と対して差が無い。
ということでN様に見ていただき、色を変えてもあまり意味が無いことを説明していつもの土器川砕石の生コンにしました。
事前に確認するって大切ですよね。
話を聞いて想像しているのと実際に目にするのではまったく違うことがあります。
確認せずに別々の生コン会社から生コンを取って工事をしていたら、
①違いがはっきりせず仕上がりが今一つ
②別々の生コン会社を手配することで職人さんの手間と経費がかさむ
③良いアイデアだ!と思って進めた私が凹む
事前に確認をする、ということを怠っていれば、③はともかく(笑)、誰も得をしない結果になっていたでしょうね。
それにしてもコンクリートの砂利を洗い出すこの工法。
コンクリートが固まる前に表面のセメントを洗うのですが、大量のノロ(セメントの混じった水)と砂が洗い流され道路が大変なことに…。お向かいさんには大変ご迷惑をかけてしましました。次回からは洗う時のことも考えてデザインと事前の準備をしなければ。
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