2013年08月10日(土)01時54分
スウィートガーデンにウッドデッキ工事をお願いされるお客様の8割以上が天然の木を使ったデッキをお選びになります。
天然の木(ハードウッドと杉材)・人工デッキ、それぞれの特徴(メリットデメリット)と価格をご提案して最終的に選ばれる8割以上がハードウッドです。耐久性の高いハードウッドならメンテナンスフリーで25年以上は持つと言われているので、それならば人工より天然のほうが…と選ばれるようです。
(ハードウッドのメンテナンスフリーとは防腐防虫入りの塗装作業が必要ないということであり、割れやささくれなどによる表面の研磨などのある程度のメンテナンスは必要です)
さて天然のウッドを使ってデッキを作るとき、私が完成したデッキを見て気になる個所があります。
それが、こちら。
ビスの周りにできる“ささくれ”です。
この“ささくれ”ですが、職人にどうすればよいか聞きました。
すると「使っているうちに無くなるよ」と。
香川県で工事も請け負っている材木屋にも問い合わせしました。
すると「お客さんが気にする場合は削っています」と。
う~ん、どうやらこの“ささくれ”はエクステリア業界の中では危ないものという認識は無いようです。
確かに“ささくれ”自体は木材の表面に自然に起こりうる現象ですし、天然木である限り使っている中でトゲが刺さったりすることもあると思います。でも、デッキを作ってその過程で出来た“ささくれ”を同じように扱うのはどうかと…。
これを踏んだら痛いですよね。小さいトゲが刺さりそうですよね^^;
なのでこの“ささくれ”は表面が多少傷つきますが削ることにしています。
削るとこんな風になります。
(手前の1枚だけで奥の床板は削っていません)
この写真は無塗装なのでそれほど傷が気になりませんが、塗装しているとこんな感じになります。
き、汚い…_| ̄|〇
せっかく塗装したデッキが“ささくれ”を削ることにより表面が傷つき塗装が剥げてしまいました。
でも大丈夫。
傷ついたところを塗装でもう一度塗ってあげれば元通りです。
うん、うん。きれいになりました。
さらに“ささくれ”無くなり安全です。
デッキの大きさにもよりますが、塗装しているデッキだと2時間近くかかる作業です。
ただ、この「ひと手間」をするのかしないのかではかなりの違いですよね。
デッキに限らず「ひと手間」を大事にして喜んでもらえるお庭を作っていきたいです。
※最後になりますが、天然木についてはお引渡し前にささくれや割れを含めてチェックをしていますが、人の目、人の手で行う作業ですので、チェックが行き届かない個所が出てきます。また天候や季節によっては数日の間に木肌が荒れささくれる場合もあります。人工の商品とは違うこと、天然の木材にはトゲなどが刺さる、ささくれが出来る、木が割れる、アクが出るなどの可能性があることをご理解下さい。
(この辺りのデメリットはご提案時に必ずご説明をさせていただいています)
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