Sweet Garden

シャットダウン

2013年02月08日(金)09時20分

会社の創業時に購入したBTOパソコン。
(BTOとは「Build to Order(受注生産)」の略語)

RIKCADというお庭専門のソフトを快適に使う為にパソコンショップでオリジナルで作ってもらったパソコンなんですが、パソコン本体の裏面にあるファンがブォーンという大きな音を急に出しました。

見てみるとファンにホコリがびっしりついています。
そこでファンの掃除をしました。

中を覗いてみるとCPUを冷やす為のファンにもホコリがいっぱい^^;
ついで、と思って手探りでCPUファンを外し掃除をしました。
IMG_5765.jpg
う~ん、スッキリしました。

しかし、この後、前触れも無く突然パソコンがシャットダウンするようになってしまいました・・・(汗)

RIKCADを使っているとき、複数の作業を同時に行ったときに前触れも無くシャットダウン。
画面が真っ暗になり再起動もしません。

なんじゃこりゃ?と思って注意深く観察していると、どうもCPUに負荷が掛かった時にシャットダウンしているようです。

RIKCADにレンダリングという機能があるのですが、それを行なうと確実にシャットダウンします。

ネットで検索すると同じような症状で困っている人のページを発見。
そこを読んでみると、どうやら「CPUの熱暴走」が原因でシャットダウンしている事が判明しました。
CPUの熱を測ってくれるソフトが無料であったのでダウンロードして測定してみることに。

IMG_5821.jpg
青いバーの中に数字が4つ並んでいるのがCPUの温度です。
左から92・100・99・102となっています(ちなみにこの撮影の後にシャットダウンしました^^;)

後でPCデポで聞くと100℃まで上がるとCPU自体が壊れるかなり危険な温度だったようです。

「CPUの熱暴走」の原因を調べていると、どうやらCPUファンを掃除したことが原因のようです。

CPUとCPUファンは金属部分?が接しておりCPUの熱をCPUファン側の金属に伝導させ、それをファンが冷やす、というのが仕組みのようです。CPUファンを掃除などで外すと「シリコングリス」を塗って戻さないとダメだったようです。

IMG_5818-1.jpg
IMG_5817.jpg
もう一度ファンを外してみました。
確かに金属部分に何かついています。これがシリコングリスで年数が経つとグリスが固まってくるそうです。

こいつをまずキレイにします。

IMG_5819.jpg
ウェットティッシュでもよかったみたいですが、クリーナーを使ってキレイにします。
ピカピカになりました。CPUのほうもキレイにします。

写真を撮り忘れましたが、グリスを金属部分に塗ります。
真ん中に米粒2~3粒程度乗せて押し付けると上手く広がるようです。

あ、この熱を伝導させる金属部分ですが、実は表面が凸凹しているそうで、グリスを塗らずにファンを取り付けても表面の凸凹の隙間があるために伝導効率が悪くて、CPUの熱を下げれないそうです。凸凹を埋める為にグリスを厚めに塗ると逆にダメ、かといって薄すぎてもダメ。けっこう厄介です。

IMG_5820-1.jpg
ファンを取り付けました。
実は1回目は金属全体に薄く伸ばしてファンをつけたのですが失敗してCPUの温度が下がりませんでした。2回目は真ん中に少し多めに乗せて押し付けました。

IMG_5822-1.jpg
この写真は何も作業をしていない状態(車でいうアイドリング状態)です。
左下の数値なんですが、上から34・34・34・32℃になってます。シリコングリスを塗る前はこの状態で45~50℃ありました^^;

問題だったRIKCADのレンダリングを行なっても70℃前後までしか上昇せずに、シャットダウンすることも勿論ありません。あとPCデポの店員に「もうCPU壊れてる可能性高いですよ」と言われたんですが、今のところ問題無く動いています。良かった良かった。

いや~、ファンがホコリだらけだから掃除しただけなのに大変な目に遭いました。パソコンに詳しい人なら当たり前のことなんでしょうけど、素人からするとかなり難解な問題でした。

今度からは下手に触らずにお店に持っていこ~っと。

(´-`)。oO(原因を探し治るまで3日間掛かりました。その間仕事になりませんでしたよ・・・)

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