ミカンの木

2012年05月22日（火）04時51分

ミカンの木にトゲがあるのはご存知でしょうか？

娘の保育園にお迎えに行った時、砂場の横に小さな「ミカンの木」が植わっていました。

普通の人であれば「実がなったら子供たちと収穫するのかな？楽しみだな」と感想を持つかもしれません。

しかし、私は全く違う事を思いました。

「子供たちが走り回るところにミカンの木を植えたら危ない」と。

上の写真は成木になったミカンの木のトゲです。
トゲと言ってもちいさなトゲではありません。太く硬いトゲです。

剪定した枝を踏んで靴に穴があき、足を怪我した話をよく聞きます。
それぐらい硬いトゲなんです。

それが子供たちが走り回るグラウンドに、砂場の近くにあるとどうでしょうか？
大変危ないですよね。

近くにいた副園長に話をしたら、今年の3月に卒園した子供たちが記念に植えたそうです。

トゲの話をしたら副園長はトゲがある事はご存知だったそうですが、何を植えるか話をしていた時には思い出さず、実がなるものなら収穫も出来てよいから、と言う事でミカンの木を植樹したそうです。

子供たちが近寄らないように、何か囲いをします、との回答をいただいたので一安心しました。

ミカンのように硬いトゲがあったり、キョウチクトウやアセビなどは毒を持っていたり、チャドクガという庭師が逃げたくなるケムシが付きやすい木があったり･･･

実がなるから、花がきれいだから、とその樹木の事をよく調べずに選んだりすると大変な目にあったりします。
一度植えると根を張り、大きくなり、なかなか動かすことは出来ません。それに生きていますから、邪魔だからと言って簡単に切ることも出来ませんから。

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