レンガのアプローチ

2012年02月02日（木）08時08分

今日は雪が降りましたね。
朝、降ったときは気温が低かったせいもあり、一瞬でしたがうっすらと雪が積もりました。

うちの従業員のチョコは初めての雪にビックリして動き回ったり、食べようとしてました（笑）

さて、年末に工事をさせて頂いたお客様のところの写真です。

車庫兼アプローチになっています。

カチッとした感じも良いですが、少し狭い空間のところだとサイドを凸凹に動きを出すのもお勧めですね。

この写真ではよく分からないと思いますが、レンガとコンクリートが接する部分には面ゴテ（鏝）という道具を使い、簡単に言うと「谷」を作ってます。
どうしてもレンガとコンクリートの接する部分（境目）は素材が違う為、「肌別れ」といって縁が切れてしまいます。それを面を取らずに水平に仕上げてしまうとひび割れが目立ってしまいます。

とはいえ、レンガの幅（約10ｃｍ）に対応した面ゴテはなく、職人さんにはこの現場用に古い面ゴテを短く切ってもらい、対応してもらいました。

そしてコンクリートの目地部分にはスウィートガーデンオリジナル？のガラス砂利を使った目地になっています。

もちろん、この砂利はお客様とお子様に入れてもらいました。
子供の自由気ままさに奥様が怒ったとか、怒らなかったとか･･･。ま、それは置いておいて、遠くからは見えない部分なんですが、来訪者が近くを通ったときに気付く、そんなサプライズも素敵な演出ですね。

一部レンガが白っぽく見えるのは「白華」（はっか）という減少で、冬場によく起こる現象です。
セメントに含まれるアルカリ成分が水分が蒸発するときに表面に残ってしまうため起きる現象です。
強度等にまったく影響は無いのですが、見た目が白くなってしまうため、クレームになりやすい現象ですね。

洗車ブラシなどで水洗いすれば簡単に落ちますが、その洗った水分が蒸発する時にまた白華する、という悪循環になることもあります。しばらくすれば治まる現象ですの、それほど神経質にならなくても問題ないと思います。
専用の薬品もありますので、どうしても気になる方は一度ご連絡下さい。

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