お庭のメンテナンス（樹勢回復）

2011年02月23日（水）11時40分

先日、一昨年工事をさせていただいたT様邸に約半年振り（時間が経ってしまってごめんなさい！）にお伺いした時に、「常緑ヤマボウシの元気がない」とご相談がありました。

（2009年10月22日　植え付け直後　奥の背の高い樹木が常緑ヤマボウシ）

元気がないのには何か理由があるはず。
とりあえず原因を考えてみます。

植え付け時もそうだったのですが、とにかく土が固い。
水はけはそれほど悪くなく、大雨が降ると水溜りが出来るのですが、数時間で滲みこむので特に問題なし。
日当たりは南向きのお庭だが、すぐ後ろにあるカーポートの熱線吸収ポリカ屋根のお陰で直射日光はそれほど当たらない。明るい日陰というところか。ただ、上部は屋根より高いので日光があたっている状況。

色々考えてみるが特にコレ、という原因が見当たらない。

と云う事で一番可能性の高そうな「土」が原因と考えて、今回は周辺の土壌を改良することにしました。

すでに工事から1年経っているので枯れ保証期間は過ぎているが（というか枯れていない）、樹木に元気がないのは植えつけたコチラの責任。
ということで今回は無償で対応させていただきました。

折角なので今までの経過を。

（2009年12月18日）

植え付け2ヵ月後。
葉っぱが黄色いのは植え付け直後の為だと思われます。
自ら葉っぱを落とし、新しい環境に慣れようと、生きようと、根っこが吸い上げれる水とのバランスを取っている結果だと思います。

（2010年3月17日）

植え付け5ヶ月後。
葉っぱがほとんど落ちてしまい、少々心配になりましたが、新芽を確認し一安心。

（同日新芽の写真）

このあと、6月と7月にお伺いしておりますが、樹木の写真を撮っておらず、資料がありません。
すみません･･･。

（2011年2月23日）

今日の写真。
奥様曰く、ここ最近葉っぱに元気が無くなってきた、との事。
確かに元気がないし、しょぼーん、とした感じの葉っぱです（もともとそういう感じの葉っぱではありますが）。

という経過なんですが、土が固すぎるのに加え、栄養が足りないのが原因ではないかと考えました。
なので、樹木の周りの土壌改良を行うことにしました。

まず根っこを痛めないように周囲を慎重に掘ります。

掘った土に土壌改良材として牛ふん堆肥と有機石灰（酸度調整）を混ぜます。

それをよく混ぜて戻します。
これが完了写真！

で、最後に根元と周辺に油かすで肥料をあげました。

この油かす。
パッと見、犬の糞に見えます。
奥様に説明すると、やはり？犬の糞と間違えていたようで、大量にあるので（他の樹木にもあげたので）ビックリされたようです。あぶない、あぶない、危うく処分されるところでした（笑）

さあ、これで樹勢が回復してくれると良いのですが･･･。
また経過報告をさせてもらいますね。

最後になりますが、スウィートガーデンでは工事終了後も定期的に訪問を行い、構造物・樹木、他の困っているコトについてアドバイス・ご相談にのっております。

工事完了後からが本当のお付き合い。

工事後のアフターフォロー・メンテナンスをご希望のお客様、是非スウィートガーデンにご相談を！
（宣伝になりすみません！）

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