緊急出動

2011年02月15日（火）03時47分

（写真は14日の支柱工事前の写真です）

11日の夕方「雪の重みでギンヨウアカシア（ミモザ）が傾いてしまった」とのご連絡を受け、休日でしたが、お客様宅に伺い対応をしてきました。

25年ぶりの積雪により、ミモザの上部に雪が積もり、重みで建物側に傾いてしまったようです。

お伺いした時には雪は溶けてしまっていましたが、ミモザの上部は建物に当たるぐらいに傾いていました。
夕方のご連絡で急いで現場に向かった為、道具をあまり積んでおらず、その日は手持ちの道具で倒れるのを防ぐ処理を行いました。

写真の幹部分（土に接する部分）につっかえ棒代わりにハンマーを代用しています。

次の日も雪が積もりましたが、このつっかえ棒のお陰で倒れる事はなく、何とかやり過ごすことが出来ました。

翌週の14日の朝から支柱工事に入りました。

ニ脚鳥居に幹を支える芯棒を真ん中に補強しました。

全景です。

本当は上部の混み合っている部分の枝を透かし、頭を軽くしてあげたいのですが、ミモザは冬季の剪定に弱いため、またお客様が沢山の花を咲かせたい、ということで剪定は行いませんでした。

剪定時期は花後の5月頃が適期となります。

この日は朝から小雨がぱらつく天気でしたが、職人さんが寒い中頑張って作業をしてくれました。
11時前には作業が終了したのですが、その後雪がちらつき始め、何と2時間後にはまたもや積雪！

早い時間から支柱工事を始めて本当に良かった。
庭師のFさん、ありがとうございます！

元々は支柱をしていたようですが、ミモザが大きくなったため「大丈夫だろう」と思ってお客様が支柱を取ってしまったそうです。

ミモザは根は浅く、また成長が早くすぐ大きくなってしまうため、風などによって倒れることが多い樹木です。
また幹は年々太くなりますので、毎年支柱に縛る縄を巻き直す必要があります。

成長が早いということで、枝も混みあいやすいのですが、風通しが悪くなるとカイガラムシが発生しやすなりますので、毎年の剪定をオススメしております。

今回のように他社様で施工をした現場でも、何かお困りの場合は何でも対応致します。
遠慮なくご連絡下さい。

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