2010年09月26日(日)06時02分
ウィズリーガーデン3回目は花の写真を中心にご紹介します。
こちらはロングボーダーの写真です。
何度も書きますが、植生を考慮した配置は本当に見事!
さて、一通りガーデン内を見てまわって、入口まで一度戻ってきました。
すぐ横にショップがあったので、なんとなしに店に入って雑貨を物色。
ガーデン内に戻ろうかと思い、自動ドアの前に立つも、ドアはうんともすんともいいません。
なんと!この自動ドアはくぐると最後、ガーデン内に戻れないんです。
そういえば、ガーデンの入口横にショップの入口があったっけ。
ショップからガーデン内に行ければチケットを買わずに入れる可能性があるので、一方通行にしてるんですね。
とはいえ、まだ一時間近くもあるのに、ボーっと過ごすのはもったいない。
ということで、ガーデン内から来る人を待って、自動ドアが開いた隙に園内に戻りました!
で、入口に近いロングボーダーを中心に見てまわりました。
冒頭でも書きましたが、見事なほど、どの花も他の花と重なることなく、それぞれの高さできれいな花を咲かせています。
もちろん、ほったらかしでこうなるわけではなく、きちんと管理をしているからこそ、このように咲くわけです。
なので、イングリッシュガーデンに憧れ、お庭に持ち込みたい人は、それだけ手間が掛かることをよく理解して欲しいと思います。
見えない部分でどれだけ労力が掛かっているか、しかしそれをいかに見せずに美しく見せるか。
また、それはどの仕事にしても同じです。見えない部分には労力が掛かっているんです。
私たちの代わりに誰かが苦労してくれて、世の中には物やサービスがあるんです。
それが解ってくれれば、適正な価格に対して「値引き」を要求することは無くなると思うのですがね・・・。
あ、すいません。ちょっとグチっぽくなりました。
しかし、「値引き」が当たり前だと思うのは少し考えて欲しい部分ではあります。もちろん、他社と比べて極端に単価が違う、とかは別ですけどね。
話しが逸れました。
もう少し、花を紹介しましょう。
Echinops bannaticus Taplow Blue
Salvia microphylla ‘Newby Hall’
Salvia x jamensis ‘sierra San Antonio’
最後にこの写真を。
ガザニアとチェリーセージだと思うのですが、見て欲しいのはそこではありません。
どこだと思います?
正解は「後ろの壁」。
もっと正確に言うと「壁の色」。
壁の色、真っ白ですよね。まぶしく感じませんか?
「白」という色は何を合わせても合うようなイメージがありますが、実は外で使う場合はちょっと気をつけなくてはならない色なんです。
例えば、真夏にお日様が真上からガンガン照っている時に、白いタイルが光を反射して眩しかった経験ありませんか?
特に小さい子供やお年寄りは眩しかったり、色自体を認識出来ずに、段差に気付かずに足を踏み外したりすることもあります。
また白い壁だと光を反射して眩しくて、樹木の緑が浮いて見えるような感覚になります。
私の感覚だと他の色と馴染まない印象があります。
なので、基本的に「真っ白」はオススメしておりません。
皆さんも町を歩くときに「白」を気にしてみてください。
白い壁より、ベージュや茶色い木製のフェンスなどの前にある植栽のほうがまとまりがあり、草花の色がより引き立って見えるはずです。
あ、今回の写真ですが、アップロードするときに縦サイズがいつもより小さくなってました。
見辛くてすみません。
ウィズリーガーデンはこれでお仕舞い。
次回は魅惑のコッツウォルズ地方のガーデンを紹介します。
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