香川県　T様邸

NO.66　香川県　T様邸

サットフェンスで作るプライベートガーデン

カテゴリ：ガーデン＆エクステリア工事
スタイル：シンプルモダン
施工時期：2023年4～5月
施工期間：8週間
参考予算：500～600万円　

リビング前をしっかり囲ってプライベートガーデンを作りたい、というのが第一希望のT様。コンクリート打ちっぱなしや化粧ブロック積み、下地ブロックにタイルを張ったり、アルミの目隠しフェンスなど様々なアイデアと商品を提案して打ち合わせを重ねた結果、最終的に採用されたのが谷本化成株式会社の「サットフェンス」になりました。　

サットフェンスはポリスチレンフォームを芯材にその上にモルタルや塗装を塗ったり、タイルを張って仕上げる商品で、高さが2ｍを超えても控え壁が要らない、また万が一、倒壊しても重量が軽いので二次被害が少ないというのが大きな特徴です（幅1ｍ高さ2ｍでも大人一人で軽々持ち上がる程度の重さ）。　

今回の仕上げは「打ちっぱなし風」ということでモルタルを塗って仕上げたものになります。　

この現場は周囲との高低差があったため、コンクリート基礎を作り、そちらに鉄筋を使ってサットフェンスを建て込みしました。鉄筋は高さの1/3程度サットフェンス内に埋め込まれており、コンクリート基礎への埋め込みは25㎝程度。専用の接着剤を使用してサットフェンスの底面、側面はフェンス同士が噛みこむような細工（凹凸）がされており、こちらも接着材を使って固定していきます。作業時間は早く、今回の現場で建て込み1日、仕上げに1日、と作業工程が少なく施工日数が短いのも大きな特徴、メリットになります。　

タイルデッキから高さ2ｍのサットフェンス、施工前は丸見えだったのがしっかりと目隠しをされたのが写真からわかると思います。プライベートガーデンをご希望されていたT様には大満足をいただきました。　

コンクリート打ちっぱなし風なのでセパ穴（表面に見えている直径3㎝程度の丸い部分）を作ってくれており、遠目には打ちっぱなしに見えるのですが、近くによるとやはりモルタル（薄塗り用）で塗っているので本物とは少し雰囲気は違います。あくまで「打ちっぱなし‟風”」なのでその点はご理解ください。　

敷地が旗竿地なので進入路が長いです。私のミニクーパーが進入路の途中に止まっていますがコンクリートの幅が2.6ｍ、左右の砂利敷き部分が50㎝ずつあるのでバックで進入しても運転は難しくありません。またアクセントでご夫婦記念の数字を埋め込みしています。お引っ越し後の外構工事だったので出来るだけ早く駐車スペースを作り、養生期間後すぐに開放したのであっという間に記念ナンバーにタイヤ痕が…（涙）　

植栽は施主様に同行して植木屋さんで好きな木を選んでいただきました。足ともに置いたゴツゴツ石も施主様がこだわって職人と一緒になって石を動かしてくれていました。おかげさまでこちらもとても喜んでいただきました。　

あともう一つこだわったのが立水栓の水受けを見せないこと。普通は地面の上に見えている水受けをあえて地面の中に埋め込み、上からゴツゴツ石を置いて隠しました。確かに建築会社が設置する水受けは味気がなくて隠したくなる気持ちは分かります^^;

最後になりますがT様は数年前に外構工事をさせていただいたI様からのご紹介。ご兄弟、とお聞きしていたのですがご主人、奥様、どちらの兄弟か聞いておらず、T様のご主人はI様の奥様と似ておられ、T様の奥様はI様のご主人と似ており、果たしてどちらの組み合わせが正解なのか工事終盤まで不明だったのですが、最後の最後に聞いて「あー、そっちか」と答えを知ってスッキリしましたｗ　　

T様工事のご依頼ありがとうございました。お庭をさわるスペースはほとんど残っていませんが、何かありましたらいつでもご連絡ください！