NO.70 香川県高松市 Y様邸
ユーロ物置「サイドエントリー2323GK2」を置いたプライベートガーデン
カテゴリ:エクステリア工事
スタイル:ナチュラルテイスト
施工時期:2024年7~2024年8月
施工期間:1ヶ月
参考予算:180~230万円
ユーロ物置を設置して周囲の視線が気にならない落ち着けるお庭を作りたい!とのご要望からお庭づくりスタート。
今回使用したユーロ物置は「サイドエントリー2323GK2」で大きさが2.3mの正方形で扉が両開きの2つタイプ。自転車屋根の併設も考えていたのですがまだお子さんが小さいこともあり、当面は物置内に置けるということで屋根の設置はやめて扉を両開きにしました(片開きもあります)。
色はシルバーをご希望だったのですがちょうど欠品しており、次回入荷を待つと2か月以上掛かるということでベージュをチョイス。床に敷いた化粧平板や通路のポルドキューブ、また目隠しの木目調の色合いとベージュがとてもマッチ。シルバーだと金属的で今回のお庭だったらミスマッチだったかもしれないのでベージュの選択は正解でした。
ユーロ物置は他にはないデザインがとても人気でスウィートガーデンでも正規代理店になってから毎年コンスタントに注文をいただいております。
ただ気を付けないといけないことがあって、ユーロ物置はオーストラリアで主にDIY商品として売られている物置なので作りが非常にシンプルです。隙間が空いていたり暴風雨の時には雨がしみ込んだり… 日本製物置のようなしっかりした作りのものをイメージしていると痛い目にあうかもしれません^^;
そのことを私がお客様に分かりやすくお伝えするのにこう言ってます。
「ユーロ物置は日本車ではなく輸入車と思ってください」
輸入車、と聞くと修理代が高い、日本車より壊れやすい、部品がすぐ手に入らない、なんてイメージを持たれている人が多いと思いますが、まさにユーロ物置も同じで雨水がしみ込むことある、隙間あいている、年数とともに扉の開閉がしにくくなる、など日本製物置より小さな不具合が発生しやすいです。
ただ、日本製物置にはないかっこいいデザインが最大の魅力で、小さな不具合を直したり、不便さを寛容できる人じゃないとお勧めしません、と伝えます。
ユーロ物置を設置しようかな、と思ってこの施工ページを見ている方、まずはここです。小さな不具合が気になる人は設置しないほうが良いのでユーロ物置ではなく日本製の物置を設置しましょう^^
さてお庭工事のほうですが、元々は砂利敷きでした。写真をみると分かりますが建物から道路に向いて緩い傾斜がついています。お庭でこれだけの傾斜がついていると使いにくい(テーブルが傾く、ボールが転がるなど)のである程度平らにしてあげる必要があるので土留めでレンガ積みました。
その内側に人工木の目隠しフェンス。高さは1.6mですが土留めのレンガが20㎝弱あるので道路からの高さは1.8m程度になります。これぐらいあれば外からの視線は気になりませんね。
お庭から外を見た写真です。
ユーロ物置の前は透水性化粧平板敷き。物置の前でDIY作業をしたり、テーブルやイスを出してゆっくり寛ぐのに十分なスペースです。あとで写真を載せますがアプローチ側から入ってくるところに門扉があり、人や自転車などが通行する道をポルドキューブ(コンクリート製)を敷き詰めています。
それ以外は人工芝です。緑の人工芝があることで目隠しフェンスやポルドキューブの茶系の色が引き立ちますし、化粧平板とのコントラスト、お庭内の雰囲気をグッと良くしてくれています。
アプローチ側の門扉です。
スウィートガーデンオリジナルの門扉で、メーカー仕様通りに作ると目隠しフェンスと前後の段差が出来るのですが(門扉部分が1㎝奥に引っ込む)、そこを現場加工でフェンスと門扉に段差が出来ないようにしております。
水はけがすごく悪い分譲地なので土留めレンガを積むことでお庭の中に水たまりが出来ないかどうかが心配なんですが、土留めレンガの目地部分から水が流れるように工夫はしているのでプールのような水たまりにはならないはずですが、工事中や完成後に大雨がまだ降っていないのでどうなるか分かりません。工事完成後に台風が来る予報だったのですが蓋を開けてみると高松市はほぼ雨が降らなかったです^^;
ユーロ物置の設置を考えている人はぜひスウィートガーデンにご相談を。良いところも悪いところも隠さずにお伝えします。その上で設置するかどうかを検討してもらえたらと思います!
最後になりましたがY様、工事のご依頼ありがとうございます。ユーロ物置もその他の工事も喜んでいただけて良かったです。水はけの心配は少し残りますが、気になったときは気軽にご連絡ください。