
2026年09月16日(水)10時22分
次は予算についてです。
予算は初回打ち合わせの時に必ず伝えておきましょう。ただ、エクステリア工事はネットで調べても金額は出てこず、一般の方がおおよそでも金額を把握するのはとても難しいです。
お庭工事はお金を掛けようと思えばいくらでも掛けることができます。希望する内容が多ければ多いほど、グレードの高い商品を選ぶほど金額はドンドン高くなっていってしまいます。
私がいままで相談を受けてきた中で、希望内容が予算内に収まっているケースはほとんどありません。大抵が予算をオーバーしています。ただ、これは金額の目安が分かりにくいエクステリアでは仕方がないことなので気にしなくて大丈夫です。
ここでのポイントは予算を打ち合わせ前に伝えましょう。
予算が分からないまま打ち合わせをしているとお客様の希望内容やこちらからの提案に対する反応、その他色々様子を見ながらこちらは「予算を掛けてお庭を造りたいんだな」「他社から提案を受けて予算をある程度把握しているんだろうな」などと考えてしまいます。そんな調子でこんな商品もありますよ、ここに目隠しがあるとお庭で過ごしやすいですよ、紫外線と雨をしのげるテラス屋根は?、夜も素敵なライトアップを、とプランが大きく膨らんでいき、最後に予算を伝えらえて「えー、こんなの全然無理ですよ💦」となることがあります。
予算を打ち合わせ前に知っていれば、お客様の打ち合わせ内容を聞いている中で、これは予算オーバーしそうだなと思えばその時点で代替案を出したり、プラン内容を希望内容と減額方向にシフトしながらの二つの提案を提示しながら打ち合わせを進めることが出来ます。
予算は絶対オーバーしたらダメなのか、それとも多少は見直す余裕があるのかも考えておきましょう。また、今回希望している内容全てを予算内で収めたいのか、それとも希望する内容でプランを作ってもらいその中から取捨選択して予算内で工事するのかも考えておきましょう。
希望内容全てを予算内で、という縛りがあるとプランはかなり制限されてしまいます。その結果、デザイン性も面白味もないプランが出来てしまいます。その辺のさじ加減が難しいのですが、私が思うには
まずは自分の希望を全て叶えたプランを作ってもらう
同時に予算をオーバーするなら減額案を考えておいてもらう
これがベストかな、と思います。また図面作成には時間と労力が掛かります。希望する形、減額案、別の提案、など全てをCAD図面にして提案出来れば良いのはもちろん分かっているのですが、初回の提案からそこまで対応するのは難しいです。ですので、「希望を叶えたプラン+減額案」か「予算内に収まるプラン+希望に近づけるための追加提案」のような形で依頼すると良いと思います。
図面作成を無料でおこなっている会社が大半だと思いますが、これはあくまで相談の敷居を下げる為の各社の努力です。無料だからといって、複数のプランを全部CAD図面にして出してよ、ここの変更イメージを見たいからCADで描いてよ、という安易に依頼するのは出来れば避けましょう。
あれもこれもお願いするのはこの会社に決めた、工事を依頼します、とお願いした後にすればどの会社でも喜んで対応してくれると思います。
予算についてまとめです。
予算は最初、出来れば打ち合わせ前に伝えましょう
予算に余裕があるのか、全くないのか、自分の心の中で良いので考えておきましょう
希望を全て叶えたプランはほぼ確実に予算をオーバーすると思っておきましょう(オーバーしなければラッキー)
最後に裏技ではありませんが、この会社にお願いしたいけど予算が合わない、頼みたいけど他社のほうが安いからそっちしようかな、というケースが多々あると思います。そんな時はお願いしたい会社に「貴社に依頼したいけど予算をオーバーしています、何とかなりませんか?」と言いましょう。
私たちエクステリア会社はもちろん儲けを出さないといけない一方、一生懸命考えたプランを気に入ってくれたお客様の希望や夢を叶えたい、と思っています。本気で工事を依頼したいんです!という気持ちをぶつけてくれれば、利益を少し削ってでも協力してくれると思います(少なくとも私は応えます)。