
2025年07月31日(木)11時44分
昨日、ボクシングの世界戦が3つ行われました。
WBA世界ライトフライ級 王者エリック・ロサVS高見亨介
エリック・ロサは8戦8勝2KO。わずか8戦で2階級を制したチャンピオンです。一方、高見亨介は9戦9勝7KOで無敗同士の対戦。戦績から見るとロサはパンチ力が無いのかと思ったのですが試合を見ていると力強いパンチを打ち込んでいました。高見は戦績が示す通りのハードパンチャー。試合が後半になるにつれてパンチ力の差が出てきたのか高見が押す展開。最後は10R倒してTKO勝ち。甘いマスクでこれから人気が出そうです。
WBA世界バンタム級 王者アントニオ・バルガスVS比嘉大吾
比嘉はデビューから15戦連続KO勝ちの記録を持ち、13戦目に世界フライ級チャンピオンになりましたが、16戦目の防衛戦で体重超過により王座剥奪、そこから歯車が狂ってしまいました。しかし徐々に持ち直してきて昨年12月にはWBOバンタム級チャンピオン武居由樹に僅差の判定負け、今年2月にはWBAバンタム級チャンピオン堤聖也にダウンを奪うもドロー判定とあと一歩で世界チャンピオンに手が届きませんでした。
今回は世界的にみても珍しい3回連続の世界挑戦(普通は負けてランキングが下がる)で本人は最後のチャンスと捉えて負けたら引退すると明言。
試合は4回に比嘉がダウンを奪うも最終12回にダウンを奪われてまたしてもドロー判定。12回にダウンしなければチャンピオン返り咲きだったので悔しい!堤聖也との再戦を期待していたのですが試合前の宣言通りに引退を表明しました。以前も引退を撤回して復活したのでまだ29歳、もう一度復活するのを期待したいですね。
WBC、WBA世界フライ級 統一王者寺地拳四朗VSリカルド・サンドバル
メインは好きなボクサーの一人、寺地拳四朗。北斗の拳のケンシロウ、とは似ても似つかない童顔ですがここ数戦の戦い方は激しく打ち合うスタイル。以前のアウトボクシングからここぞの所で一気呵成にKOするスタイルも良かったですが、どちらにしても見ていて楽しいボクシングをします。
普段は自分で採点はつけないのですが、拳四朗は5回にダウンを取ったものの日本開催で贔屓目にみたとしてギリギリ拳四朗の勝ち、どっち付かずのラウンドをチャレンジャーに付ければサンドバルの勝ち、となりました。結果は1-2のスプリットデシジョンでサンドバルの判定勝ち。拳四朗は2団体のベルトを失う結果になりました。
ジャッジの2人は私が予想した通りの114-113で寺地拳四朗、115-112でサンドバルでしたが、もう一人は117-110でサンドバルと意味不明な採点。試合が終わってから、もしくは翌日以降でも良いのでジャッジは各ラウンドの何を理由に採点したのか公表して欲しいですね。一応、クリーンヒット・アグレッシブ・主導権・ディフェンシブの4項目で採点するようになっていますが、この試合で一方的な採点になる理由が分からない。
さて今回寺地拳四朗が勝っていれば年末にサウジアラビアで行われる予定のリアドシーズンで統一戦か階級を上げての世界挑戦が予定されていたみたいですがそれも白紙になってしまいました。残念。
さーて次の楽しみな世界戦の予定は8月16日の堤駿斗になるかな。同日は年末に井上尚弥と対戦が噂されていた1階級上のニックボールが井上尚弥との対戦を2度も怪我を理由に逃げた?サムグッドマンと対戦します。こちらの結果も将来の井上尚弥の対戦相手に関係してくるの楽しみな1戦です。