2019年05月15日(水)09時16分
現在工事をしている現場で使う木材に色を塗っています。
既存のウッドデッキにはステップが無く、デッキからお庭へ降りるのに段差が55㎝もあるので、今回の工事でステップを作ります。
既存デッキは普通の杉材のようですが、ステップは耐久性の高い(現在21年で毎年耐久年数を更新中)エコアコールウッドを使います。
無塗装(塗装をしなくても)でも耐久性があるので普段塗装することはありませんが、今回は既存デッキに合わせて塗装を行います。
しかし、このエコアコールウッドは塗装のノリが非常に悪いです。というかほとんど塗料を吸いこみません^^;
塗料を塗って布でふき取るとうすーい色がほんのり付く程度…。木材に塗料が吸い込む場合は布でのふき取りは要らないぐらいなんですが、エコアコールウッドやハードウッドは全くと言っていいほど塗料を吸い込みません。なので塗っても塗っても色が乗らず、布が汚れるばかり…。
仕方がないので塗料を塗った後、布でふき取りをせずに乾かして、再度塗るようにしていますが、本来の色とは若干違うので今回のように既存の塗装木材がある場合は困ってしまいます。
別の現場ですが、ちょうど一年前に車の事故でフェンスの一部が壊れてしまい補修をしましたが、既存のフェンスと色が全然違いました。一年経てば木材が塗料を吸い込むかな、と思って一年待ってもらい先日塗料を塗りに行きましたがダメでした。まだ塗料を吸い込みませんでした。
木が持っている油分なのか、防腐材のせいなのか、木材の表面を滑らかにするプレナー仕上げのせいなのか、理由が分かりませんがとにかく色を吸い込まないんですよね~。ただ、ハードウッドの材料を仕入れている会社の塗装したフェンスを見たら同じような仕上がりなんですよね。なので新しい木材の塗装方法はこれで合っている(これしかない)のかもしれません…。
しかし、ブログを書きながら思いましたが、本来の色が出てないにしても既存のデッキと色が違いすぎますね!別の色を塗って試してみないといけないですね。