2009年05月08日(金)09時34分
完成したお庭の、特にお気に入りだと言って頂いた水栓を兼ねたデザインウォールの前でお子様と一緒に写真を撮らせて頂きました。
夏に3歳になるお子様は出来たばかりの砂場で楽しく遊んでいます。
近所の公園に砂場が無いということで、T様の砂場はご近所のお子様が完成するのを心待ちにしているそうです。
仲良く遊んでね!!
順番が逆になってしまい、先に完成写真を紹介してしまいましたが、今日は最後の工事。
草花を植えました。
奥様からもお仕事をされており、「あまり手間を掛けられない」というご要望を頂いたので宿根草(1年草と違い、毎年芽を出し花を咲かせます。1年草は文字通り1年しか生育出来ません)を中心に草花を選定しました。
お友達が通る玄関から砂場へ続くアプローチの脇の一番手前にはラベンダーを植えました。
夏までに大きくなりよい香りでお友達を迎えてくれるでしょう。
他にはマーガレット・ガウラ・カスミソウ・ダリア・イソトマ・トレニア・ギボウシなどを植えました。
アーチにはモッコウバラを絡めてみます。
四季咲きとは違い、1年に1回しか花を咲かせない(今頃の時期が見頃です)のですが、バラには珍しくトゲがありません。
お子さんが通るアプローチにトゲのあるバラを植えては、T様のお子様やご近所の子供たちが怪我をしてしまいますので、今回はモッコウバラを提案させて頂きました。
草花は成長後を見据えて高さや彩りを考えて配置しました。
1年後が非常に楽しみです。
T様にご協力頂き、途中経過や1年後の写真を掲載させてもらう予定ですので、ご期待下さい。
さてお庭に目を移すと前回ご紹介したスーパーイワダレソウ‘クラピア’が植わっています。
生育環境に多少左右されますが、1㎡(1m×1mの面積)に4pot植えると概ね3ヶ月で全面被覆されます。
こちらはスウィートガーデンとしても初めて使ってみる草なのでどうなるか非常に楽しみです。
こちらもまた後日詳細をアップしたいと思います。
庭木も一つご紹介しておきます。
こちらはコブシという樹木です。
4月頃に直径12cm程度の真っ白い花を咲かせて非常に美しい樹です。
こちらは落葉樹と言われ、秋には葉っぱが紅葉して、冬には葉っぱを落としてしまう樹木です。
これとは反対に冬でも緑の葉っぱをつけている樹木を常緑樹と呼びます。
なぜこの樹木を砂場の脇に配置したかというと、写真を見てもらえると分かるのですが、コブシの影が砂場にかかっていますよね。
夏の暑い時期にはコブシの葉っぱが太陽の光を遮り、寒い冬には葉っぱを落として太陽の光が砂場に差し込むように考えたんです。
そこに住んでいる人の生活スタイルを考えてプラン設計を行い、快適にお庭で過ごしてもらいたい、そそんな思いからこの砂場では、「夏は涼しく、冬は暖かく遊べるように」を考えて庭木の選定と配置を考えました。
T様には今回の工事について非常に喜んで頂きました。T様には打ち合わせの時からある程度デザインなど弊社に任せて頂き、工事中も色々と気を使って頂きました。
本当にありがとうございました。