Sweet Garden

四十九日法要

2013年11月22日(金)07時20分

昨日、父親の四十九日法要があり一日休みをもらってました。

もう四十九日ですか。
早いですね。

取引先、仕入れ先の関係者を含め多くの人に心配していただきましたが、土居竹材店(父の会社)も母が代表になり今まで通りの業務を行うことになりました。
私としてはスウィートガーデンの工事の依頼を増やし、土居竹材店の材料を使うことで多少ですが手助けが出来ればと思っています。

土居竹材店のお客様には父は居ませんが残った従業員が精一杯対応致しますので、今まで通り材料の注文や商品についてのご相談をしていただければと思います。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

さてさてここからは少し私的な話を…

父が亡くなったあとも有難いことに仕事に追われ続けていたので(と言っても提出が遅れてご迷惑をお掛けしてしまったお客様が多数いますが^^;)、悲しむ暇もなく四十九日を迎えました。

七日毎におじゅっさんと近くの親戚が来てくれてお経を読むのですが、その日(1週間に1回)はさすがに仕事を切り上げて一緒にお経を読んでいたのですが、家族は葬儀が終わってから四十九日まで毎日お経を読んでいました。

私の子供(小学校1年生)や妹の子供(甥っ子)は最初は祖母が読むスピードについていけず、どこ読んでんのかわかんない!とチンプンカンプン。でも1週間から2週間もすると聞きなれてくるのか徐々にスピードについてきて声に出して読むことが出来ていました。

2週間ぐらい過ぎた頃、日曜日だったかな?妹の家族も来て(多分毎日来ていたと思います)一緒にお経を読む機会があったのですが、仏壇の前に座布団が敷いてあり、足の悪い祖母はイスに座ってお経を読むので中学生の甥っ子に「座布団をのけてイスを持ってきて」をお願いすると、それを聞いていた祖母が「甥っ子が先読みするんで」と言いました。(先読み…仏壇の前に座っておじゅっさんの代わりに読んだり鈴を鳴らす人)

まっさかぁ~、と思ってたら本当に甥っ子が仏壇の前に座り「きみょ~むりょ~じゅにょら~い」と大きな声で先読みを始めました。

まあビックリしました。
つまることなくスラスラと大きな声で、そして時には抑揚をつけ…。

でも目の前で大きな声で読む甥っ子の後ろ姿を見てると、申し訳ないがそのシチュエーションにニヤニヤと笑いがこみあげてきます。まあ、じいさんに初孫ということもあって一番可愛がられていた孫がお経を一生懸命読んでくれるんだからじいさんも天国で喜んでいるでしょう。

ちなみにうちの娘は甥っ子の横に座りろうそくに火をつけたり、本を配ったりとサポートしていました。

ちなみに小学校5年生の甥っ子はお経にはあまり興味がないらしく、ボソボソと読んでいるのですが、小さい子供と遊ぶのが好きらしく、夏ごろからうちの次女(1歳5ヶ月)に一所懸命「にーに(兄ちゃん)って呼んで!」と一生懸命教えていたのですが、1か月に数回しか会わないのであまり相手にされず…。
でもほぼ毎日お経を読みに来て一生懸命あやしていたので次女に好かれたらしく、偶然ゆめタウンで会ったときは次女が喜んで甥っ子のところに駆け寄ったとか。

なんか目的が違うような気がするけど、孫がそろってお経を読んでくれるなんて幸せなんですかね。

そして昨日の四十九日。

兄のところの甥っ子姪っ子もやってきてワイワイガヤガヤ。
親戚が持って来たお供え物が仏壇の前と横の机に所狭しと並んでいたのですが、兄の甥っ子(小学3年生)がボソっと一言。

「じいちゃん、いいな。いっぱいおいしいものが食べれて」だって。さらに
「イチゴ大福3つも食べれていいな~」

いやいや、じいちゃん死んで実際には食べられませんから!
味わうことは出来ませんから!
そしてそのお供え物を仏壇から下げて食べるの、あなたたちですから!(笑)

は~、子供たちは純粋でいいですね。
悲しみを忘れさせてくれる。

今しばらく母はつらい日々を過ごすのでしょうが、孫(私のところ)と暮らしているので少しは気がまぎれるかな。仕事のほうはサポートできますが、日々の生活の中では孫がいることが母も祖母にとっても大きな存在になると思います。嫁さんは私の実家で一緒に住むことで色々と苦労をかけていますが、一緒にサポートしてくれればと思います。

今日から気持ちを新たに頑張っていきましょ~。

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