2010年07月16日(金)11時05分
早くロンドンへ行け!とお叱りを受けそうですが、大事な「心」のお話し。
もう少しお付き合い下さいませ・・・。
今回は前回お話ししたことを「ガーデン」を通してお話ししてみたいと思います。
前回のブログで
自分のことだけを考える人
他人ことを考えられる人
について天秤を使ってお話しをしました。
他人の事を、周りのみんなのことを考えた上で、自分の思いや気持ちを考えることが出来れば、閉塞感に包まれ、余裕のない今の世の中も、きっと素晴らしい世の中になると思っています。
しかし、なぜこんな事を私が考えるようになったか?というのを少しお話ししておきましょう。
毎月1回勉強に行っている東京の講習会で講師をしている徳田千夏さんを含め、全国のガーデン&エクステリア業界の仲間たちと話しをしているなかで、
搾取構造の世の中、先進国の中で飛びぬけて高い日本の自殺率、児童擁護施設の現状、高校の無償化、などなど、今の日本はおかしいんじゃないか、という話になりました。
別の機会に詳しく書きたいと思いますが、
搾取構造…私が加入している全国組織の組織は、毎月5千円(年間6万円)の会費を払っていますが、所属している支部に下りてくる予算は会員一人当たり5千円です。あとの11ヶ月分はピラミッドの頂点に向かってセッセと運ばれています。香川は会員3,000名ぐらいなのでざっと計算しても1億6千万ぐらいですね~。全国から集まってくる莫大なお金はどこで何に使われているんでしょうか??
自殺率…欧州先進国と比べてもダントツ。日本と並ぶ自殺率の国は国内が混乱している体制移行国。どれだけ異常な状態か分かりますよね。
児童擁護施設…高校に行かない(行けない)子供は15歳で施設から強制的に出されてしまいます。特別育成費の支給で約80%の子供たちは高校へ進学し、卒業まで施設に入れますが、残りの20%は15歳という年齢で社会に放り出され自力で生きていかないといけません。データからみると約400人ぐらいの人数になるでしょうか。
高校の無償化…民主党がマニフェストに掲げるまでどれだけの国民が、他の先進国が高校を無償化していることを知っていたでしょうか?私はまったく知りませんでした。
「高校の無償化」ですが、選挙は終わってしまいましたが、自民党が「バラマキ政策だ!」と言って批判してましたね。自分たちは特定の業界・団体に公共事業という名目で「バラマキ」をしていた(ゆくゆく自分たちの懐に帰ってくる)のに、直接国民に恩恵が届く政策を批判するなんて、全くおかしい。
自民党が政権をほとんど担当した50年間の結果が、今の世の中なのに、先の選挙で自民党が勝つなんて…
(まあ、民主党も金と政治の問題でかなりゴタゴタしていたので、その辺りの影響もあるでしょうが)
おっと、話しが脱線しかけました(あ、私は民主党支持者じゃないですよ~)。
ようは「今の世の中の仕組みはおかしい」ということに気付いたのです。
一人一人が「自分が最優先」ではなく、「他人」「みんな」のことを考えれるようになれば、世の中の仕組みを変えれるんじゃないか、いや変えて行こうよ、となったんです。
変えるために何が出来るのか?
選挙に出て政界に殴りこむ?
全国を講演して歩く?
いやいや、私たちは自然を扱うグリーン業界にいるのだから、グリーン、ガーデンを通してこの考えを広めて行こうと考えたのです。
少しの話しがまたまた長くなってしまいました(汗)
次回こそ、ガーデンを通してのお話をして、ロンドンへ到着したいと思います。
もう一回だけお付き合い下さい。
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